昨日今話題の映画「おくりびと」を見に行きました。朝10時開演の時間に間に合わせるため40分ほど前に映画館に到着したのですが、延々長蛇の列。遂に10時開演には入場できず、午後3時30分開演の入場券を買い、一旦帰宅、改めて出直しました。
それにしてもアカデミー賞受賞となるとかくも人気上昇とは驚きました。受賞以前に見た人の話によると席はがらがらで寂しいものだったと言うことでした。
さすがにアカデミー賞受賞作品。私には素晴らしい作品に思えました。人間の生死の問題、家族の絆の重さが「納棺師」の仕事を通してひしひしと伝わってきました。
最初の20分くらいでしょうか、ちょっとコミカルな表現で笑わせますが、その後映画が終わるまで私は泣き通しでした。
隣の若い男性も泣いていました。何か身につまされることがあったのでしょうか。
改めて、生きると言うこと、何のために生きるのか、そして最後まで人間としての尊厳を保ちたい。そして映画が語る死後の新しい世界への旅立ちの支度、とにかく色々と考えさせられました。
滝田監督そして出演者の皆さんにありがとうと言いたいと思います。