ニコンD200 200~400ミリ ISO100
夕日が沈む直前、富士山が少し見えてきた。暗雲が立ち込め重苦しい雰囲気でしたが、暗雲の中を飛ぶ鳥が印象的だったし、何かドラマチックな感じもしました。このビルからは、どうしても高圧線の線と鉄塔が入り込み、邪魔な存在になっています。
だんだんと雲が切れてきましたが、その時はすでに太陽は山の陰に入ってしまっていました。
雲が完全に切れた後は富士山と鉄塔がシルエットになっていました。この雲の変化の時間は太陽だけが見えていた時から30分ほどだったでしょうか。
撮影は失敗でしたが、一つの被写体を狙った時、もう少したったら何か変化してくれる、もう少し待てば・・・と言った粘りが大切だと思います。粘ったことで最初の意図とは違ったにしても、意外な発見、意外な現象に出会う可能性もあります。
風景の撮影には粘りも必要ではないでしょうか。