閑居シニアの写真館

リタイヤして30年、いろいろと写真を写し続けています。最近は身近な風景を見たまま気ままに写真を楽しんでいます。

殿ヶ谷戸

2010-12-05 10:04:21 | 国分寺風景

            同じ風景でも撮り方いろいろ

              

                キャノンパワーショット G10  28ミリ相当

同じ場所、同じ被写体でも撮り方は人によって色々と違います。縦位置か横位置かの違いだけでも表現内容が違ってきます。

前回は横位置でしたがこの写真は縦位置です。手前にベンチを置いたのは遠近感を出すためのものと、画面のバランスをを整えるためのものです。

                  

                 キャノンパワーショット G10 28ミリ相当

手前にもみじの木を大胆に取り込み、遠近感は勿論、画面に重量感を与え、木の幹の曲線がこの画面に視覚的動感を与えています。この写真はもみじの幹が主役になっています。

               

                キャノンパワーショット G10  28ミリ相当

この広場の右側に遊歩道が続きます。空が広く逆光気味になります。

露出は当然のことながらプラス側に補正します。

           

            キャノンパワーショット G10 28ミリ相当

今度は同じ被写体にだんだんと近寄ってみます。この写真は一番遠景です。

            

                キャノンパワーショット G10  140ミリ相当

この写真は被写体に近寄りながら、望遠レンズで撮影しています。望遠レンズを使うことで、バックの紅葉を手前に引き付けています。

        

            キャノンパワーショットG10  35ミリ相当

最も近寄って竹で編んだドームの中に入りました。黄葉した萩の葉が印象的に扱われています。ドームの線が放射線状になって遠近感を強調しています。

               

             キャノンパワーショット G10 28ミリ相当

ドームの中からドームの入り口に向かって、撮影しました。ドーム越しの紅葉がきれいです。

このように同じ被写体でも距離、レンズ、アングルの違いで全く印象の違う写真になります。ここぞと思った被写体を見つけたならば、色々と何枚か条件を変えて撮影することで、良い作品を作り出すことが出来るコツではないでしょうか。

コメント
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