蝉の抜け殻
リコー デジタル GRⅢ マクロ
我が家の庭では、蝉の抜け殻を結構沢山見つけることが出来る。今年は何故か殻が付いている場所が例年とは違うようだ。
何時もは確りとした木の幹についていることが多いのだが、今年は大体低い所についていることが多い。
上の二枚の写真は、花壇の「シラン」の葉についていたものだ。地上から僅か30センチ位。
確りとした木を見つける時間が無かったのだろうか、それとも地上に出たときの場所によるものなのだろうか。
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こちらは「みかん」の木の葉に付いていたもの。地上から1.5メートルくらいの高さ、しかも太い幹をよじ登りその先にある小枝を渡り、葉に止まって羽化している。
この違いはいったい何になのか、蝉に聞いて見なければ分からない。
3-40年前は初夏一番に鳴く蝉は「ニイニイ蝉」と言う小型の茶色っぽい色の蝉だったが、この蝉は今は全く見られなくなった。
続いて盛夏には「あぶら蝉」初秋には「ヒグラシ」。 カナカナカナと夕方になると大合唱だった。
そして最後に「ツクツクボウシ」だった。現在は林が宅地に変ったためか、このローテが無くなった。聞こえるのは「あぶら蝉」の声だけだ。
昔を知る私にとっては凄く寂しく悲しい思いだ。