吊るし雛
正面ロビーには吊るし雛が飾られていた。
吊るし雛は七段飾りと言われる日本古来の雛段の周りに手作りの吊るし雛を飾るのが本来の姿のようだ。
吊るし雛発祥の地といわれる伊豆稲取の吊るし雛も七段飾りの両脇に吊り下げられている。
稲取地方では、女児が誕生すると初節句のために、その子の無事成長を祈って吊るし雛を手作りしたのが始まりと云われている。
吊るされている色々なものはその子の成長に必要なものや、将来生活に困らないようにと云う物を形にしたものが多く作られる。
現在は吊るし雛ブームと云うか関東地方の色々な市町村で作られているようだ。