新たに加わった機能
HX-50Vには新たに、絞り優先、シャッター優先、マニュアルの三つの機能が加わった。
HX-30Vは P(プログラム)しかなかったので、すべてカメラ任せであったが、HX-50Vは自分の思い通りの撮影が出来るようになった。但し、絞り優先で絞り操作が自由に出来るとは云うものの、最小絞りはF8までで、しかもコンデジでは絞りがどこに有ろうとも被写界深度が深く、ボケ味を楽しむかとはあまり期待できない。
シャッター優先とマニュアルはその効果は大いに期待できる。
ソニー サイバーショット HX-50V 30倍ズーム(720ミリ)
昨晩、薄い雲がかかっていたが月が出ていた。HX-30Vでは不可能(露出制御が出来ないため)だった月の撮影を、雲の切れ間を狙ってやって見た。
カメラのセットは、M(マニュアル)にセット。ISO感度 80 ・シャッター 200分の1秒・ 絞り F8 これで月面のデテールが出せる。
ウサギの餅つきが良く分かる写真になった。
HX-30Vではすべてオート撮影のため、月はただ真っ白な円形に写るだけだった。
HX-50Vではデジタル一眼カメラと同じような仕事が出来るようになった。
ソニー サイバーショット HX-50V 全画素超解像ズーム(1,440ミリ)
全画素超解像ズームでの撮影でもここまで写る。
拡大して見ると、720ミリ望遠と大差なく、月のクレーターまでしっかりと見る事が出来る。
ソニーさんなかなかやるなーと云った感じだ。