娘の愛鳥
先日娘が10日程旅行に出かけると云う事で、愛鳥のインコを預かって欲しいと持ってきた。
インコの名前は「アワちゃん」。
名前の由来は何ともいい加減で、粟を食べるから「アワちゃん」と名付けたと云う。
昼間は夫婦共稼ぎで家は留守。
夜、帰って来てから籠の扉を開けるのだそうだ。
「アワちゃん」は外に出て自由に部屋の中を飛び回り、時々籠に戻り、餌をついばむとまた外に出ると云う習慣が付いているので、夜は籠の戸を開けるように言われた。
昼間は鳴き声も無くおとなしくしているのだが、夜になるとギャーギャーと扉の近くで甲高い鳴き声を発し、扉を開けるように催促をする。
扉を開けるとすぐに飛び出し、辺りを飛び回り、私たちの肩とか頭に止まる。
手を出せば手に止まり指をつつく。
その仕草が愛らしく時の経つのを忘れ「アワちゃん」と戯れる。
以前には我が家にも愛犬「チワワ」がいたが、彼が亡くなってからは生き物を飼うことは無かった。
久しぶりに生き物に接し、何かペットになるものを飼いたいと云う思いが強くなった。