白い彼岸花
赤い彼岸花に混じって白い彼岸花が数輪咲いていた。
この花も昨年は群生していたが今年は数輪と淋しい。
この3本の花が写真的に纏め易かった。
カメラは花の高さ。
白い花と赤い花のコラボが美しいのではないかと色々と撮って見た。
白い花を主役に赤い花をバックに入れる。
こうする事で、白い花の存在感のようなものが強調される。
赤い花を主役にしながら白い花を写す。
この場所は雑草の草丈が高く花に高さにカメラを置くと、雑草が邪魔になり綺麗なフレーミングにならなかった。
手前の赤い花をぼかして見たが一寸ぼけ過ぎに感じ。
花一輪を真ん中に置く「日の丸構図」を避けるために花を右に寄せ左に蕾を入れる。
バランスをとるためにもこの蕾が重要な役割を持っている。
主役を画面真ん中に置く「日の丸構図」と云われるフレーミングは最も避けたい構図と云われている。
立ち入り禁止の遠い場所に咲く彼岸花、300ミリ望遠で撮る。
この場合彼岸花が画面中心部に来ていて、やはり「日の丸構図」になっている。
花を画面の左右どちらかに寄せて写すべきだった。
その場合、バックに十分注意する必要がある。
主役が死んでしまうようなバックは避けるようにしたい。