水滴の王冠
ミルクの王冠と云う写真を見た事が有る。
ミルクの入ったカップに上からミルクを一滴たらした時に、ミルクの表面に跳ね返った形が王冠のように見える事からミルクの王冠と云われるようになったらしい。
長梅雨の最中、軒下に置いた洗面器に雨樋から漏れた水滴が落ち、跳ねるのを見てミルクの王冠を思い出し、ミルクではないが水滴ではどうなるのか、実験撮影をしようと挑戦して見た。
カメラはオリンパスOM-D E-M5MarkⅢを使用。
水滴が水面に落ちた瞬間を撮影するのは至難の業だが、このカメラにはプロキャプチャ―と云う機能があり、水滴が水面に落ちた瞬間にシャッターを切るとその前後を数枚の写真で連写してくれると云う便利な機能だ。
それでも水滴が水面に落ちた瞬間は殆ど撮り逃がしている。
なかなか王冠らしき形の所が写せない。
この写真が一番王冠に近い形ではないかと思うが・・・・・
ミルクと水の違い、つまり液体の粘性の違いがあるのかも知れない。
これだけを写すのに200枚以上撮影している。
実際にシャッターを切ったのは10~13回くらい。
やはり目視で決定的瞬間の一瞬前ににシャッターを切るのがベストかも知れない。