たかさご百合
我が家の周辺のあちこちに「てっぽう百合」に似たい百合が咲いている。
これらの花の背丈はおおむね1メートルから1・5メートルある。
こんな狭い所、コンクリートの塀と道路の舗装の切れ目約10センチメートル位の隙間にも咲いている。
誰もこのような所に百合を植えるはずがないと思う。
老骨の乏しい知識では、百合は球根で繁殖するものとばかり思って居た。
とするとこの道路際に誰が球根を植えたのだろうと不思議だった。
あまり不思議だったので、ネットで調べたところ、「たかさご百合」と言う名の花のようだった。
原産地は台湾、非常に繁殖力が強い花との事だ。
繁殖は球根は勿論、種子による繁殖もすると言う事だった。
それで道路際の百合の花にも合点がいった。
多分何処からか種子が飛来し、根付いたものだろう。
世の中には自分の知識不足から不思議な現象に見える事のあることを実感した。