恋が窪樹林地
恋が窪樹林地は市内の残り少ない雑木林を市が管理する林の中の一つだ。
面積は猫の額ほどの狭い林だ。
恋が窪樹林地遠望。今、紅葉真っ盛り。
林の中には遊歩道兼生活道路が通っている。
陽だまりを楽しむ人が一人。
林を抜けた所に樹林地の案内板が立っている。
近くには新興住宅が立ち並ぶ。
その近くに五階建てのビルがあり、回転すし、パチンコ店、スーパーマーケットが出店している。
その屋上に出る。
屋上から見た風景は半世紀以前の風景とは全く違っていた。
左の煙突は清掃工場、その奥はエックス山(樹林地)、半世紀前は見渡す限りの雑木林と畑しかなかった。
今は所々にかろうじて樹木が見えるだけで、住宅に埋め尽くされている。
このビルの横には、この近所では珍しい広大な農地が見える。
遠くに連なって見える林は玉川上水に沿った林だ。
南東方面には、日立中央研究所の森林と国分寺駅ツインタワービルが見える。
毎日のように新興住宅が作られている。
近郊農業の町として発展してきた国分寺市、今やその面影は無くなりつつあるのは老骨にとっては寂しい限りだ。