枝垂れ桜
堤防横に不思議な形のモニュメント風の休息所があった。何をイメージしたか分からないが・・・・・・
休息所の脇の見事な枝垂れ桜が満開だった。
枝垂れ桜は撮影が難しい。
幾重にも垂れ下がった枝が重なり合い、そのすべてにピントが合うと花がごちゃごちゃになって何が何やらわからなくなる。
望遠で遠くから部分的にフレーミングし、絞りは解放絞りにして狙った花だけにピントを合わせ、後ろはぼかして撮影した。
トリミング前 トリミング後
一寸フレーミングが悪かったが、この様に一枝だけ選んで上の写真同様の写し方をしたものだ。
この場合バックは花が無いところを選んだ。
左の写真のようにフレーミングが甘かった場合は編集ソフトで、右の写真のようにトリミングをして整えるとより良い写真になる。
多摩湖畔
東屋前の広場からは多摩湖が一望のもとに見られる。周りにはきれいな柵が巡らされ、湖への転落を防いでいる。
外国人家族が来ていた。一見、日本ではなくヨーロッパのどこかではないかと思うような風景だ。
お茶目な女の子が可愛かった。
ユキヤナギ越しに見る多摩湖。遠くに秩父の山だろうか霞んで見える。この湖畔のどこからか富士山が見えるらしいがどこか分からない。
立派な堤防が続く。最近地震対策も兼ねてこの堤防が改修されたようだ。昔と比べるとはるかに頑丈そうで立派なものだ。
多摩湖
桜並木を多摩湖に向かって歩く。
村山貯水池は多摩湖と狭山湖の二つに分かれている。
西武園駅近くの湖は多摩湖、その西側西武球場に近いほうが狭山湖となっている。
しばらく行くと何か分からないが、コンクリートで出来たアーチ型の物体に出会う。どこから見てもなにやら全く分からない。
その先にユキヤナギの群落があり、彼方に多摩湖が見えている。
湖畔に出ると枯れススキの向こうに多摩湖が広がっている。
湖畔の桜はまだ３分咲と云ったところだ。
湖畔を左手に向かって歩くと東屋風の休息所のある広場？に出る。
昔はこの様な所は無かった。
広々として春風が心地よい。
西武園遊園地付近
３月末に３０年以上御無沙汰した西武園遊園地近くの村山貯水池を訪れた。子供が小学校に通う頃は月に一度は西武園遊園地に連れて来たものだ。中学に入る頃からすっかり御無沙汰。以来３０年近く行った事が無い。
西武園遊園地前駅はすっかり様変わりしてきれいな駅になっていた。駅近くには桜が満開状態だった。
駅を出て遊園地方面に行く階段のわきにも桜並木が続く。昔は小さな駅で、駅を出るとすぐ山道になって西武園方向に行くようになっていた。
階段を登りきると新興住宅街になり、広い歩道に桜並木が続く。１０年一昔と云うが、３０年もたつと全く昔が想像できないくらい様子が変わっている。しばし方向音痴になる。
釣り灯篭と桜
本殿前の建物は何か分からないが神殿作りになっている。軒には釣り灯篭が下がっている。
釣り灯篭と本殿屋根、桜と欲張って写した。何となく都会離れした感じが気に入っている。
新宿西口公園付近には写真になるところが色々と有りそうだ。機会があったらまた散歩して見ようと思う。
モデルさん？
枝垂れ桜が美しかったのであれこれと撮影していると、そこに車でやってきた人たちがいた。
降りてきた人たちは何と新郎新婦らしき人だった。
和服の着付けをする人がいた。てっきり新郎新婦の熊野神社詣でだと思った。
着付けをしている人に一枚写させていただけますか？と声をかけると気軽に「どうぞ」と云ってくれた。
こちらからあれこれと指示は出来ないので、その場で桜をバックに一枚パチリ！
その時若いカメラマンが登場し彼らを誘導しながら撮影を始めた。
どうやらファッション雑誌もしくは結婚式場のパンフレット用の撮影らしい。
邪魔にならないよう遠くからパチリ！もちろんただ写しただけ。
この写真はコンデジ，ソニーサイバーショット ＨＸ３0Vの高解像度ズーム４０倍のテスト撮影。
はるか遠くから望遠約１，０００ミリでの撮影。
意外とシャープで解像度もまあまあで、実用に向くようだ。このコンデジの実力には驚きだ。
同じカメラで通常の望遠ズーム５００ミリでの撮影。
枝垂れ桜をぼかして入れ込み春の雰囲気を出して見た。
偶然の出来事とは云えサイバーショットＨＸ３０Ｖの望遠テストが出来た事は有難かった。
神社横
神社の正面右側横に人口の池と滝、その後ろにお稲荷さんが祭られていた。
お稲荷さんの上には見事な桜の木が覆いかぶさり、日本情緒を感じさせる。
お稲荷さん前の人工池は桜の花びらで点々と雪が降ったようになって写欲をそそる。
その様子が面白く色々と写してみたが、出来上がりは見た目ほど綺麗ではなかった。
熊野神社
新宿区西口公園の西に熊野神社があった。私の家の近くの熊野神社とはけた違いに立派な神社だ。同じ熊野神社でも格式があるのだろう。
鳥居の前の桜が満開だった。鳥居をくぐって本殿に進む。
本殿脇の建物は何か良く分からないがその前には枝垂れ桜が満開で素晴らしい眺めだ。左奥には今くぐった鳥居が見える。
枝垂れ桜を撮影する女性がいた。今はやりのスマホでの撮影のようだ。女性に声をかけ、写真を一枚撮らせてほしいと頼む。
枝垂れ桜越しに本殿を望む。写真的には枝垂れ桜がうるさい感じだが、春爛漫の様子は出ているような気がする。
楽しむ
小学校一年生か保育園の年長さんだろうか、先生に連れられて公園にお花見？春の陽光を浴びながらの課外授業？屋外保育？皆楽しそうだった.
公園デビュー？のお母さん方のがわが子を写す風景に出合った。
乳母車に乗せられた子供たちは母親たちの声に向かって笑顔を向ける子、泣き出す子、記念撮影も大変だ。
公園の西のはずれには熊野神社があったような気がする。
神社に参拝しようと桜のトンネルを抜けて公園の西側に向かって歩く。
今年は開花が早く思わぬ花見が出来て良かった。
新宿の病院には月一度診察に来る。これからも時間が許す範囲で新宿西口方面の散歩を楽しみたいと思う。
彫像
大田道灌像の他にこんな彫像があった。石作りで多分裸婦像だと思われる。公園内の置物としては少々異形かなと感じたが、どことなくユーモラスな感じもしない訳でもなかった。
ビルと桜をバックに男性の彫像。この雰囲気にぴったりの感じがする。どこか有名俳優の表情にも似ている。
またこんなモニュメント？もあった教会の釣鐘のようなものが縦にずらりと並んでいる。
一番上の球体には公園の風景が映し出されていて面白い。
見知らぬ土地を歩くのは珍しいものに出会う新鮮な感動があり面白い。
