閑居シニアの写真館

リタイヤして30年、いろいろと写真を写し続けています。最近は身近な風景を見たまま気ままに写真を楽しんでいます。

深度合成

2022-08-08 10:40:45 | カメラ

深度合成

前回は、画像合成とソフトフォーカスについて検証してみたが、オリンパスのカメラにはもう一つ面白い装置が付いている。

それは深度合成と言うものだ

深度とは被写界深度の事を言う。

被写界深度とは主役になる被写体にピントを合わせた時に、その前後にピントが合ってると見なされる距離がある。

それを被写界深度と言っている。

他のカメラにも付いているかとは思うが、オリンパスカメラにはその被写界深度をコントロール仕組みが付いている。

通常は画面左の猫にピントを合わせると、バックのキャラクターはボケてしまう。

バックのキャラクターまでピントを合わせようとすると絞りをf16とかf22とかに絞らないとピントが合わない。

場合によってはそれでもバックの被写体にピントが合わないかも知れない。

仮にバックまでピントが合ったとして、その奥の被写体もシャープに写ってしまう。

オリンパスの被写界深度を使うと、絞りは解放絞りでもバックの被写体にもピントを合わせる事が出来る。

写真は手前の猫にピントを合わせ、絞りはこのレンズの開放値f4で撮影したもので、バックのキャラクターはボケている。

この写真は、カメラの被写界深度を使い撮影したもの。

絞りは上の写真と同じf4開放絞り。

ピントは手前の猫に合わせている。

奥のキャラクターまでシャープに写っている。

この様な接写の場合は特に手前と後ろにピントを合わせるのは難しいが、この被写界深度を使うと簡単に奥までピントを合わせる事が出来る。

この花の写真は奥の花にピントを合わせたもの。

すると手前の花はボケてしまう。

この写真もf4開放絞りで撮影。

同じ花を今度は手前の花にピントを合わせ、同じf4開放絞りで、被写界深度を使って撮影したもの。

通常このような場合、両方の花にピントを合わせるのは殆ど不可能に近いが、簡単に両方の花にピントを合わせる事が出来る。

絞りを絞り込まないので、花の後ろは奇麗にぼけたままの状態だ。

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ソフトフォーカスと合成

2022-08-06 09:32:41 | カメラ

ソフトフォーカスと合成

デジタルカメラの時代になって急速にカメラが進歩し、一眼レフカメラやミラーレスカメラ等には色々な撮影プログラムが内蔵されるようになった。

しかし、それを満足に使いこなすことはプロでない限り殆どない。

高価な値段を支払ってもったいないと思う。

かく言う老骨も殆ど使った事が無い。

そこで、試しにソフトフォーカスと、合成を使ってみた。

初めての事、何をどのように合成したら良いのか分からず、適当にやって見た。

先ずソフトフォーカス。

ソフトフォーカスは名の通り、被写体の写りを柔らかいソフトな感じに表現する方法だ。

パンジーをソフトフォーカスで写して見る。

ふんわりとした表現で、暖かみを感じる。

我が家のミニトマト。

丁度食べごろになっている。

ふんわりとにじむような感じで、やはり暖かみを感じる。

摘み取るのが惜しいような気がする。

 

次は合成。

カメラで撮影する時に2枚の写真を合成するやり方だ。

最初にやって見たのは犬のキャラクターと花の合成。

最初に犬を撮影、続いて花を撮影したもの。

花に埋もれた犬?と言った感じになった。

これは扇風機と花の合成。

初めに扇風機を写し、次に扇風機の真ん中の丸い部分に花が来るように撮影し合成。

先に撮影する被写体は出来るだけ暗いものとか、バックは暗いものを撮影するのがベストのようだ。

写真の扇風機の真ん中の丸い部分が白かったので、合成した花が引き立たなくなってしまった。

この写真は初めに花をぼかして撮影、次に別の花を普通にピントを合わせて撮影、合成したもの。

普通に撮影した場合、手前の花とバックの距離が程離れていないとこの様にバックはボケないが、合成することによって、バックをぼかす事が出来た。

同時にソフトフォーカスのような効果も得られた。

この写真も上の写真と同様の手法だが、時計の場合と同じようにバックの白い所に花が来たために、主役の花が白茶けてしまった。

ソフトフォーカスは柔らかいふんわりとした表現をするために、被写体選びが一寸難しいように感じた。

二枚合成も同じく被写体選びが難しい。

要領が分かったような気がするので次回又挑戦してみよう。

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我が家の庭で羽化して行く蝉

2022-08-04 09:24:35 | アルバム

我が家の庭から羽化して行く蝉

我が家の庭から毎年十数匹のアブラゼミが羽化して行く。

庭には蛹が這い出た穴が無数見られる。

不思議なのは羽化する場所だ。

地上訳30センチ位の所で家の壁で、うつむき加減の状態だ。

これは地上2メートルくらいの木の幹。

これは、地上3メートルくらいの所から出た枝から分かれた別の枝の先端まで約2メートルの柿の木の葉の裏。

と羽化する場所に差がある。

この差は一体何故なのか。

地上に出た時の場所の関係なのだろうか。

片や地上30センチ、片や地上5メートル以上、地上に出た時の場所により樹木が見当たらなかったためなのだろうか。

7~8年前に樹木に産み付けられた幼生がやがて地下に潜り、7~8年後に地上に出た時に、地表がコンクリートになっていたりして地上に出る場所が見つからない事などで、死んでしまうものもあるのかも知れない。

やっと地上に出たとしても羽化する時間がなく、やむなく地上30センチの場所で羽化してしまうのだろうか。

いずれにしても良く分からない蝉の羽化。

羽化して飛び立ち別の枝にとまるアブラゼミ。

羽化してから1~2週間の命。

確りと跡継ぎを残してもらいたいものだ。

コメント (2)
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盆栽の根元に生えたコケ

2022-08-02 09:51:03 | 動植物

盆栽の根元に生えたコケ

35度を超える暑さが続く。

この熱さは8月半ばまで続きそうだ。

暑さに弱い老骨にとって8月は地獄になりそうだ。

外出はコロナのせいもあるが全く無し。

エアコンのきいた家に閉じこもり?だが、庭の植物の水やり位は庭に出る。

足の痛みも90%くらい回復。

全快まで後一歩と言った所だ。

そんな折に見つけたのが、盆栽の鉢に寄生したコケだ。

このコケを最初に見た時はつるんとして先のとがった葉の様な物だったが、それが先端の部分が花か実のようになってきた。

花か種子かは分からないが、木漏れ日を浴びて美しく輝いていた。

マクロ撮影も面白い。

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