穴水も能登町も珠洲町も知っている処だけに胸が痛い。
被災されたみなさんには心よりお見舞い申し上げます。
なにとぞご無事で。
長々サボっていたくせにシレッと始めるあたりの厚顔さ。
お笑いくださいまし。(誰に言うとんねん)
さて本年もっちこっち丁稚のごとく出没し、音楽や食べ物を
通して、ああでもないこうでもないと小言を言おうと思う所存。
ひとつお付き合いのほどを。
京都の冬の風物詩はなんといっても、この蒸籠の湯気。
むし寿司ですな。大阪ではぬく寿司なんて言い方も。
小丼に入ったちらし寿司を蒸すと暖かく、酢もマイルドになる。
冬のキビシイ京都では生活の知恵だったのかもしれません。
ですが、そこには入らず、馴染みの寺町スタンドへ。
昭和2年創業で、初代は浅草の神谷バーに憧れ、あんな店に
したいとこの和洋折衷の大衆店を始めたそうな。
まずは日本酒をいただくとする。
京都伏見の月桂冠。
ナショナルメーカーだが、この際文句はない。
さて何をつまみに始めるか…和洋中そろうが、
ここは洋食メニューから行くか
自家製コロッケ。
たっぷりのスパサラが付くのも
顔には出さぬがうれしかったりする。
そして・・・
たっぷりしたオムレツはアタシの定番でもある
中はトロリと半熟でないとつまらない。
さて本日できますものがこちら・・・
この無骨なホワイトボードもよかろ
この和洋折衷がたまらんわけです
京都らしくすぐきなんてのもあり
で、何人かでシェアするのに持ってこいなのが
揚げそば。ウスターと芥子は是非もの
一人でも食えるけど、そうすっと酒が不味くなる
街はどんどん変わるけど、京極スタンドよ永遠なれ
そうして京都を代表する老舗バー
寺町サンボアへ
この後、閉店して呑み助どもをがっかりさせることになる
だが、寺町を北へ上がった姉小路あたりで復活しているそうな
建物が老朽化したから移転だったようである
あるべき店が消えたりすると、ほんとにドキドキする。
まずはよかった・・・