数年ぶりに浅草は弁天山美家古寿司へ行った。
東京で屈指の歴史を持つ寿司屋で、初めて大阪なんぞから行って
目からうろこで、いろんなことを教わった店だ。
東京で屈指の歴史を持つ寿司屋で、初めて大阪なんぞから行って
目からうろこで、いろんなことを教わった店だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/3d/26b6c86e69a04aee3514a8ef715c9577.jpg)
安くはないが、今となれば至極真っ当な店。
江戸前寿司の入口とするには最も適任な店だろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/83/6ae36abc17cead6a4230dc54680ae817.jpg)
ここの常連には役者の中尾彬がいた。ねじねじの、
池波志乃の亭主。多彩な人で、彼の筆による暖簾が
カウンターとつけ場の結界となっている。
何枚もあって、季節ごとに変わっていたような。
その中尾氏もこの五月に彼岸に旅立たれた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/2a/3bc2dc1c6b2f9116882ff04561a05484.jpg)
ビールを一口もらい、日本酒に。付出しに鮪の生姜煮。
初めて来た1980年代初め、まだ先代内田榮一さんが健在で
つけ場は息子に譲ってもまだまだ目を光らせてて、酒が過ぎると
とたんに機嫌が悪くなる下戸で、早々にお茶に切り替えて
寿司をつままねばならない雰囲気だった。
酒の選択肢が増えたのはありがたい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/d6/a102deec21d7433d2a569b6a8e4166a8.jpg)
自家製海苔佃煮、まぐろ添え
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/d6/aee1381c9edc42b02e0f03d2c2e8ceef.jpg)
かじきのねぎま汁
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/8b/86ccba99f6577ab7caf5736a6b1bf37a.jpg)
ぬた
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/70/7bb470723d520bc55c23d6312819cc69.jpg)
刺身は戻り鰹。
寿司屋は酒を飲むところじゃない、といわれても
美味い魚があるとどうしたって飲まずにはいられない。
寿司屋は酒を飲むところじゃない、といわれても
美味い魚があるとどうしたって飲まずにはいられない。
こういう東京らしい酒肴が出るのがうれしい。
もうね、バカ高い今どきの寿司屋には行けないよ。
さぁて、寿司に行こうかしらん。
悪いけどお酒、もう一本おくれ!
もうね、バカ高い今どきの寿司屋には行けないよ。
さぁて、寿司に行こうかしらん。
悪いけどお酒、もう一本おくれ!
(つづく)
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