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一年前の六甲山ホテルカフェテリアの惨状。
別に私が目利きだどうだと言ってるのではない。
誰もがわかるあんなクソまずい物を出していて(失礼、興奮した)、
いけしゃあしゃあと、一年なんともなかったことの方が不可思議。
小林一三が泣いている…と書いた通りになった。
すべての阪急ブランドが地に落ちてしまうのだよ。
数年前、食品偽装の嵐が吹き荒れたことを喉元過ぎて忘れてしまったか。
発覚してからの初期対応も間違えた。
偽装表示ではなく誤表示で乗り切れると思ったあさはかさ。
営業部長だかなんだかの三下に謝らせて、あっという間にトップが弁明に追われるぞと思ったら案の上。
小林一三が泣いている…。
誤表示・・・という強弁するなら厨房で食材を触るコックたちの目は何にも見えていなかったことになる。
車海老はブラックタイガー、芝海老はパナメイ海老。
そんなもの幼稚園の子供にだって判別はつくだろう。
上の誰かの指示だったのは明明白白。
リッツカールトンのフレッシュジュースはパック入り冷凍ジュース
リッツよ、おまえもか。
なんだい、つまりはみ~んな六甲山ホテルのカフェテリア並のことやってたんぢゃないか。
どこまで現場が把握していたのか知らないが、深い嘆きは私の耳にも届いている。
現場は悔しさに天を仰いだだろうが、無念に歯を食いしばり屋台骨を支えるしかなかろう。
事件の本質を白日のもとにさらして、再建策を世に問い、もう一度踏み出すしかない。
ただ、この失策は阪急阪神一社でなく、大阪の地盤沈下にさらなるダメージを与えるのは必至とみる。
発覚後、どんな具合か新阪急ホテルのロビーを横切ってみた。
コーヒーハウスもオリンピックも普通に客が入っているではないか。
そんなものなのか。 阪急ファンはノーを突き付けないのか。?
はたまた、発覚した後だから、当分信用できるとみる逞しさ、あさましさか。
とにかく、寒々とした気持ちにさせられた今回の偽装事件。
小林一三が、あの世の茶室で、昔なじみの湯木貞一と抱き合って泣いている。
こんなはずではなった…と。