しぞ~かおでんの全体像を把握するために、(そんなええもんか!)
もとい、口卑しいためにもう一軒。 浅間通りの「おがわ」へ。
ここは駄菓子屋系だが、明るいうちから一杯やれるのが嬉しい。
店内に入ると、いい具合におでん鍋が湯気を挙げていた。
こうしていちいち串に刺さっているのも、静岡おでんの特徴。
推測だが、そもそも子供の駄菓子だったものを大人が取り上げた格好のもの。
お好み焼きやもんじゃだって、元はそういったものだろう。
イワシが揚がる焼津辺りには、タダのようなイワシ粉と青海苔があったのだろう。
牛すじ、しらやき、ちくわ、黒はんぺんってとこ。 三角形のしらやきは、タラのすり身という。ふわふわ。
しぞ~か割り。 麦焼酎の緑茶割り。 ぐいぐい飲んでも悪酔いなどなさそう。
夜になるってぇと、青葉おでん街みたいなペーソスただようおでん屋の集合体が開く。
こいつは前回来た時のもの。
浅間通りで人気の和菓子屋、「河内屋」で、どら焼きと団子巻きを買う。
餡の入った団子を、薄いどら焼き生地で巻いたもの。
こういう田舎臭さ(失礼)がたまらなく好み。
すぐにパクつきたいも、この後のメシが大事なので、持ち帰りでガマン。