茫日、たまに会っては飲む5人で。道頓堀松竹座の裏側からスタート。
一本入るだけでアジアン観光客はグッと減る。
とはいっても、お好み焼き「味乃家」だけは、旅の案内にでも載ったのだろう。大した混みよう。
しかし最近の「インバウンド」というヤツあ。 観光でいいぢゃねえか。 ツーリストで。
海外では通じないらしいから、日本だけで喜んで使ってるんぢゃないよ・・・ったく。
ま、それは、おいといて。
知らないと入りづらい「小料理ともか」。
ビールで喉を湿らせた後は…
女将おすすめの、三連星(甲賀)。 3人だけで酒造りをする小さな蔵。
南地を愛した芸人といえば、古今亭志ん朝師匠。
上方旅館が定宿で、ビルに建て替わった後も、トリイホールに出演。
若手に声かけちゃ、連日朝方まで飲んだらしい。
惜しみなく芸談を語ってくれたというから、ああ、その場にいたかった。
内海英華さんによると「神様みたいな人だった…」とおっしゃる。
我々も南地を仇やおろそかにしちゃいけない。
わさびするめ。 なんだ…こりゃ既製品なわけね。
ここは酒飲みには知られた店で、女将高野朋和(ともか)さんは、
関西を代表する日本酒イベント「日本酒ゴーアラウンド」や「愛酒でいと」の常連でもある。
大正の鶴(岡山)、白鴻(呉)、あぶくま(福島)…出てきたのを端から。
ちゃんと造り手のことも分かった上で、絞り込んだ日本酒を出す。
酔っ払いにはたぶん厳しいので念のため。
燗酒を所望するとこちら、「白鴻」赤ラベル。
なんだったかの卵とじ。 見りゃわかるってか…?
どこが小洒落たというものでもないが、こういう小料理屋を一軒しっていれば
いざってェ時に必ず、役に立つ。
さて、河岸を変えて~
東心斎橋の「喜鱗」へ。
ミナミの魚好きには知られた店。
店主、山本陽一郎さんひとり。 しゃべりも効いている。
ここは店主の魅力なしにはあり得ないね。
茶色いボコボコしたのは、ミズでしたかね。
さて、お造り。 店主は相当なる魚変態である。 もち誉め言葉。
魚は紀州から入るのかな。
イシダイ、コブダイ、カマス焼霜、アマテガレイ、大紋ハタ…など。 記憶あいまい。
クジラのどて煮。
豚足なんか行ったのね。 焼きとんそく。
なんつう面構えの魚だろう。
名前忘れた。
さつまいもチップス。
さて、狭いエリアを何度めか引越して。今は「うろこ屋」に戻り、
三ツ寺通りで相変わらず、珍魚を買い集めているそうだ。
この魚提灯が出てるとと、営業中。
尾鷲産ヒロメと、淡路産わかめの食べ比べ。
魚はニベ。 にべもないはここから来てるのか?
造りより、海藻が主役のしゃぶしゃぶですから。
てなことで、記憶が消えて行き、往生したのでありました。