いっぺん寝たら、何があっても起きないような男なんだけど。
この朝は跳ね上がるようにして飛び起きました。
6月18日(月) 朝8時ちょい前。
ドンと突き上げられるような一発が来て、その後はどどどどどどどどどど・・・・!
向こうの方から、家人のギャ~という叫び声。
なんぢゃこりゃ!?
感じたこともないパワーの地震!
10秒も続いただろうか。
地震があると震源地はどこや…と、TVをつけるのが常。
けれど、停電してる。
廊下へ出てみる。 誰も慌てて家を飛び出すヤツはいない。
とりあえず、周囲に火事などの気配はない。 平穏すぎる。
駅では梅田行きの電車が停まったまんま。
出勤の人たちでホームはあふれているが、
停車したまま復旧を待つのか。
東棟と南棟をつなぐ、渡り廊下があり、そこは地震があった際、
揺れのパワーを吸収する装置らしきものがあり、
そこがこの有り様。
地震のパワーに改めて驚いた。
元理事長としては気になるので、下まで非常階段で下りた。
なかなかこれがホネである。
理事会の連中、だれ一人来ないぢゃないの。
しばらくして停電が復旧。
とたんにいろんなことが分かってきた…。
夕方、水でも買いに行ってみるかと、出てみたらば。
そこら中の自販機から、水は品切れになっていた。
店という店は、食材が揃わない、店員が来れない、で臨時休業の貼り紙だらけ。
いつものスーパーによると、インスタント麺の棚は、この有り様。
何日間かぐらい、武士はくわねど高楊枝。
買いだめに走るのなんざ、無様だからやめとこうと思ったが…
この余りにリアルな情景に、徐々に不安感が芽生えて行く。
いやぁ~よくない。
お惣菜もどんどんなくなっていく。
トンカツを買ったし、家カツカレーとする。
これがホントのハウスカレー。
カツに足したい…ツバメのオリソース。
ラップを皿に巻いて使うのは、先の阪神淡路の震災時に覚えたテクニック。
水不足には有効なのだ。
しかし、こんなことで高槻…日本一有名な町になってしもたがな。