マーベラスS

King Of Western-Swing!!
歌と食と酒、それに声のページ。

なんばでお茶なんぞを

2009-05-31 00:49:46 | 

スイスホテルで「初夏のアフタヌーンティーセット」をよばれる。
紅茶だけでも気取りを感じてしまうのに、難波のホテルでですよ・・・




「初夏のアフタヌーンティー」 もう、ケツの辺りがこそばいでしょう。

まさか、それを感じない大阪人はいないでしょう?




なんだかご大層にハチミツを運んできて、目の前で取り分ける。
いやまぁ、ありがたいのですけどね。




蜂蜜3種類。なんかとなんかとなんかの花の蜜を吸ったハチから
蜜をかすめ盗ったもんだ。 蜂も災難。


紅茶はポットでたっぷり。フードもお代わり可能。




ホテルのフロアの一部。
目の前でピアノとクラリネットのジャズの生演奏がされる。
なかなか巧いも気ぃつかう距離。昼間なので、酔って拍手もしにくい。



1の段は・・・
チキンのサンドイッチ、ミートパイとか、これで飲める系。



2段目のはスコーン。あったかい。
うまいがモッサモサして、喉が渇くこと。



3の段はケーキ関係。甘い・・・




本当に英国紳士はこんなもの食ってんだかね・・・。

連中はウナギの酢煮みたいなものを喜ぶんぢゃなかったっけ。

とにかく、なんとなく恥ずかしい。

他人が見てないからいいけど、人知れずバレエのタイツを履かされ、
モッコリ・・・みたいな。






午後の紅茶でおさまってなるものか。

ちょいと陽が高いが、ワインをお願いしました。これがなくちゃ。


        なんばスイスホテル  ザ・ラウンジ




コメント (3)
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京風お好み焼き

2009-05-29 01:53:00 | 

この日の小テーマは、京風お好み焼き。
京風というと薄味、だし、薄口醤油と思うだろうが、実は京都の町場の味付けはけっこう濃かったりする。都といえどお公家さんばかりぢゃなく体を使う職人もいる、田舎の学生も多い。有職料理、茶懐石などとは別のところで濃い味は連綿と求められてきたと思う。


地下鉄鞍馬口で降りて、徒歩10分ほどか。
路傍には、いずれ菖蒲か杜若。




静かな住宅街の中にある、お好み焼き「一作」。





うどんそば、丼、焼き物、鍋、お好み焼き、なんでもござれ。
創作メニューに見るべきものがある。
ごはんカレー、という気になるメニューもある。


なんちゅうかお好み焼き




焼き餃子が入り、酢醤油がかかる。
なんちゃって中華ということで、このタイトル 「・・・。」
意外や餃子も手作り。なかなかあっさりしてる。


にんにくパンお好み焼き(一日限定5食)




面倒なので一日5食しか作りたくないそう。
ガーリックトーストが入る。不思議な感じ。
かなりニンニクが効いている。
ぐっと我慢したが、ソースとか醤油を自由にかけさせてほしい。
グループで一片ならいいが、一人一枚はちょいと単調、途中で飽きる。





創作いろいろは京風ではなく、この店だけの個性。


再び、地下鉄で南下。   

一応・・・ 「なんかしてけつかんねん!」



いざ行かん! 京都のお好み焼き一大激戦区、九条へ。





判りやすい佇まい。 戸は開けっ放し。
大阪でいうと鶴橋・桃谷、神戸でいうと長田に近い。
カウンターへ。





京都風にまず一品。
まずは「ビールにホソ塩!」





ホソとは小腸のこと。ボリュームあり。
ちょいと塩きかしめで少量のキャベツと炒めてある。 
噛むとジュワッと脂の甘み。
和牛を使用しているのだろう、脂にまったくいやなクセがない。





焼きそばをたのんだら、オムソバで出てきた。


ご家族らしき女性たちが、まかないらしいものを急いで作っていた。
「今日は法事なので、家族集まってご馳走を食べるのよ」と女将さん。
韓国式のチェサというやつね。韓国の人はこういう暦を大事にする。


おすそ分けが出てきた。こういうのはむちゃくちゃ嬉しい。




胡瓜といかのピリ辛和え



チャプチェ、うまかったー
こういう下町のおかんのノリ、ええよなぁ。


すじ、こんにゃくのねぎ焼き。
粉一枚薄くひいて、乗せていくベタ焼きスタイル。
天かすが自由気ままに飛び散る。



卵をカチリと割り、ひっくり返すと、もう出来上がり。
なんと、ラフな。



ソース、かつお青のりはお好みで。




京都下町風にソースの上から、超弩級激辛ソースを塗る。
これが効く!

思い出しただけで、汗出てきた・・・
配合は秘中の秘。





鉄板オンパレード!
飲み物はこれも下町流儀にのっとって、アカ。
赤玉ワインの焼酎割り。





壁の色褪せた紙に「パッチギスペシャル」の文字発見。
井筒監督らしき名前に、「食べてやあ~」というベタな文句も。
おいおい、便乗商売してやがんなぁーと思ったさ。





後日、本人のサインと聞いた。ロケ中、何度も食べに来たとのこと。
我ながら洞察力なし。はずかし・・・



        「一作」    上京区寺町通り今出川上ル不動前町

        「よっちゃん」  南区東九条東御霊町



      

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北新地ぶとり会  地の巻

2009-05-25 14:08:07 | 

北新地にはワインバーが多い。ただ安くないので今回の1万円コースにはそぐわないだろう、との助言もワイン関係者からもらっていた。

でも、ここは安かった。「マルシェ」。次にまかないが待っているので
一杯だけと断るも、笑顔で応対してくれる。



ブルゴーニュのピノノワールを一杯所望。
カリッとしたパンも旨かった。



今回のツアーのメインともいうべきは、北新地で3代続く老舗料理屋に
お邪魔しての、まかない料理をいただこうという暴挙。メンバーの角山さんの中学の同級生であるので、そんなムチャも受け入れてくれたというわけ。
勝手口から入って、流しで立って食べるのを予想していたが、オヨッ、客席のカウンターが準備されていた。

旬の鰹のたたき 甘酸っぱく冷たいだしはそのまんま飲み干す。



あくまでもまかない。一度来させてもらったここの料理はきちんとした
ものだった・・・と一応フォローのつもり。
元々ここはお茶屋。今も芸舞妓をよべる北新地でも数少ない店。



なす、揚げてから甘辛く煮つけてある。これもおかずだなぁ。



なすとほうれんそう。



あんかけ焼きそば、旨い。 もうお腹はかなりキテるが食べてしまう。



豚バラのカツ、牛カツ、玉ねぎ、他のカツの山!
これが三皿ほど出てきた。 
ぶとり会の大好物、揚げもの大行進だぁ~!!



これがまた、メシに合う!
油もんというか、ソースはなんで白飯に合うのだろう。



こういうまかないを日々食べていると、店主あつしさんのような
立派な体躯、あいや、立派な人間になれる。
粋なオヤジさんの話、北新地話を楽しく聴く。有難うございました!

シメは「カツ丼」というので、ちょっと身構えるも・・・



鰹の丼だった!ややこしわ。
濃厚なゴマだれに漬け込んだかつおのたたきをぬく飯の上に並べ、
薫り高い焼海苔を直前にパラリと。不味いはずがない!

し、しかし・・・




もう、動けない・・・


片付け料にもならないお金をおいて、外へ。
「いつでも寄ってください」と言うてもらうも、それを信じて毎度というわけにいかないのが大人の世界。食い詰めた時にはお願いします。


最後は梅新東のワインバー「ピンコパリーノ」へ。
グラッパの一杯で胃液の分泌を促そうという姑息な手段。
しめて・・・¥9600  見事に1万円しばりを成就!
油もん、多かったなぁ~


ぶとり会よ永遠なれ。鯨飲馬食の明日をも知れぬ男たち。
次回はどこへ現れるのか、それは神様も知らない。決めてないから。


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北新地ぶとり会  天の巻

2009-05-25 12:16:31 | 

新型インフルエンザ騒ぎの渦中だが、とある夕刻、マスク脱ぎ棄て、
おっさん共が集合した。いい年こいた男が刹那的に鯨飲馬食を楽しむ非営利団体・不経済同友会・・・ぶとり会。去年、博多へ行った以来の
集合。師匠は今回のテーマは「北新地・5軒1万円コース」。



大阪駅前第1ビルの「うおぴち」。早くもリーマンたちで混雑。



器量よしの母娘がいるのは知っていたが、全員グレード高し。
まぁ酒には関係ないのだけど。



桜エビの生、鯛のフライ。生ビール、ハイボールでかる~く。

2号線を渡っていざ北新地へ。限りなく屋台に近い串カツ屋、
「松屋」へ。



北新地にあって100円から。



玉ねぎ、豚バラ、牛ロース、うずら卵、れんこん



二度づけ禁止系の串カツ。半熟うずらが口の中ではじけてアチチ・・・



さぁ、次へとまいりますか。



本P氏が書き留めてきた、餃子の店へ。
「菜遊豈」と書いて、さいゆうきと読む。



パリパリの小型の大阪餃子。



もちもち、ふんわりが好きな上方の人間が、焼き餃子だけ
このパリパリした食感を異常に好むのは不思議なところ。



お好み焼き風・・・ネギ、かつお、ソース、マヨがかかる。
う~ん、焼き餃子の正体がどこかへ行ってしまう感じ。勿体ない。



白菜漬け。お通しのナスのおしたしも旨かった。



続いて、焼き鶏もとめて「とり甚」へ。
昼間はかしわ屋、夕方から店内片付けて、立ち飲みとなる。



一本この値段なら、多少おばちゃん方が無愛想でもいいや。




つくねは中華の肉団子のよう



皮、なんこつ、黒豚なども注文。



皮が出色! パリパリに油で素揚げにされる。



これが最高ッ!

コメント (2)
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Dan Hicks & Hot Licks & Hot Fiddle Band !

2009-05-25 03:39:34 | 音楽


来る6月2日(火)はDanHicks And HotLicksのライブin大阪。
デザインはアシュラ紅丸氏の力作。


                        


我々がオープニング・アクトを務める。

ひらたく言えば、前座。 ま、彼らが後座を務めると言ってるのだけど。

来日ごとにほとんど観ている。



ストリング・スイングのバックのもとにダンの独特な歌。
女性のコーラスが入り、イカしている。
時にグラウチョ・マルクスのようなダンスも披露する。


     


過去に紹介してもらったが、ニコリともしない変わった男。

ボクだけにではなく、どうもそういう人らしい。奇人である。

一緒に演奏することはない。どうもその・・・いかにも絡み辛そう。


ウエスタン・スイングの我々だが、ウエスタンの部分を抑え気味にして

帽子を脱ぎ、ネクタイをして演奏するつもり。



           


27日、渋谷から始まるジャパンツアー。面白くなりそう!



ダンヒックス&ホット・リックス 6月2日(火)千日前アナザードリーム   

前売¥7000 当日¥8000 18時半/19時 問合せ 06-6211-5759

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