飲み過ぎた朝はどんより。
シアトル系ではない、しっかりしたコーヒーがいただきたい。
伝法院の近くにある「喫茶ローヤル」へ。
トースト・ミニサラダ・オレンジジュースがついて¥500だったかな。
さてと、朝昼のブランチ前にちょいとブラリ・・・
芸人用なのかな、これ、まともな人は買いません。
買ってもどこで着ればいいのか。
伝法院通りの古本屋をひやかし、店を出ると、浅草やきなる焼き餅の屋台。
炎天下、ごくろうさんッ!
さて浅草といえば昔っから、寿司・牛なべ・天ぷらということになる。
あまりにもベタ過ぎて入ったことが無かった「大黒家」へ入ってみた。
先代林家三平の女将さんが、毎月の浅草詣での際に、姑がここの天丼を半分残して
持ち帰ってくれた。 天丼とはそれほどのものだった…とどこかに書いていた。
鉢は正しい錦手の絵柄。
上からのアングルはこの感じ。
蓋を取ると、堂々たる存在感。 この見事なきつね色。
海老2本、かき揚げ1 ¥1750 高いと見るか、安いと見るか。
ぷんと食欲をそそる胡麻油の匂いだ。
海老を一口食っては、めし。 めしを食ってはかきあげ…と一心不乱。
濃そうに見えるだろうが、意外なほどあっさりしている。
たまり醤油のようなどんつゆ。 ちょっとご飯を持て余す感じ。
天ぷらはフカッ…とした感じで、もう少しバリッとクリスピーな方が好みだがね。
小さい漬け物が付いて来る。
こういうオールドファッションな天丼をときどき喰いたくなるのだ。
昼前だというのに次から次へと入ってくる。
いつの間にか、飲み過ぎたことを忘れてしまっていた。