雨だなぁ~、今日は家しごと。おとといは雨中、ロケハンの仕事で天神橋筋を歩き、京橋を歩き…それだけでずぶ濡れになった。アーケードがあるぢゃねぇか?そうなんだが、その継ぎ目から頭のてっぺんにピチャッと雫が落ちてくる。情けなくなった。靴はぐちゅぐちゅ、傘は雨漏りしてくるし、カバンもべちょべちょ、収穫に乏しい中、ぐったりして帰宅した。
梅雨なんだから、この時期にしっかり降っといてもらわないと、カラ梅雨だったりすると、また秋口の野菜の高騰に困ったりするのであるが、なんだかジトジト雨だと酒も美味くねぇし、楽器だって湿りがちになる。
雨ってのは、往々にしてそうしたイライラさせられる存在であるが、ちょっとロマンチックな気持ちにもさせられるものでもあって、雨の歌は存外多い。その中で好きな佳作がこれ・・・
『雨の日暮れ』 サトウハチロー詞 服部良一曲
別れたあの人は
心から
雨の日暮れが好きでした
一つグラスを二人して
仲良く 歩いた
灯ともし頃を 思い出す
別れたあの人は
心から
雨の日暮れが好きでした
記憶で書いているので、少し間違っているかもしれない。
CDラックの中から服部良一のCDが見つけられなくって。
歌うは二葉あき子。私が物心ついた頃には、ただのナツメロの肥った
おばさんだったが。この歌は情感たっぷりで、胸に迫るものがある。
これだけで歌になるのかぁ~、 なるのだ。
梅雨なんだから、この時期にしっかり降っといてもらわないと、カラ梅雨だったりすると、また秋口の野菜の高騰に困ったりするのであるが、なんだかジトジト雨だと酒も美味くねぇし、楽器だって湿りがちになる。
雨ってのは、往々にしてそうしたイライラさせられる存在であるが、ちょっとロマンチックな気持ちにもさせられるものでもあって、雨の歌は存外多い。その中で好きな佳作がこれ・・・
『雨の日暮れ』 サトウハチロー詞 服部良一曲
別れたあの人は
心から
雨の日暮れが好きでした
一つグラスを二人して
仲良く 歩いた
灯ともし頃を 思い出す
別れたあの人は
心から
雨の日暮れが好きでした
記憶で書いているので、少し間違っているかもしれない。
CDラックの中から服部良一のCDが見つけられなくって。
歌うは二葉あき子。私が物心ついた頃には、ただのナツメロの肥った
おばさんだったが。この歌は情感たっぷりで、胸に迫るものがある。
これだけで歌になるのかぁ~、 なるのだ。
と歌詞を書いてはみたもの、グラスじゃなさそうだ。替わりに何を入れればいいのかな。
○○○の三文字。日傘ぢゃない、たぶん傘とかそういうものだろう。
おでん? なんでやねん!
で曲だけは聴けましたが、一度二葉さんの歌が聴いてみたい物です
僭越ながら歌詞を記録させて戴きます。Yahooで探しても貴WEBくらいしかひっかかりません。10年も経ってしまいました。
別れたあの人は
心から
雨の日暮れが好きでした
一つ<蛇の目に>二人して
仲良く 歩いた
灯ともし頃を 思い出す
別れたあの人は
心から
雨の日暮れが好きでした
別れたあの人は
左の目
右は私の泣きぼくろ
一つジョッキに頬寄せて
涙をひるの(ここは聞き取れませんでした)
淡い音した黄昏を
別れたあの人は
しみじみと
雨の日暮れが好きでした
別れたあの人は
何よりも
雨の日暮れが好きでした
雨の小径を今日独り
歩めば 昔の
思い出ゆれて 泣けてきた
別れたあの人は
何よりも
雨の日暮れが好きでした
高齢者ですので高音が明らかに聞き取れません(チェックディスクの正弦波は12KHz以上はだめです)。「灯ともし頃」の「ともし頃」も音量を上げても曖昧に聞こえます。2番の「涙をひるの」、3番の「泣いてきた」も詩だけからは少し変な気がします。
二葉あき子さんか他の歌手がカバーしているかよく判りません。若々しい歌声に聞こえました。
全音で譜面がでていて、ネットでサンプルを見ることが出来ますが、1番が譜面では「一つ蛇の目を」となっております。しかしここは明らかに「一つ蛇の目に」です。元サイエンティストで詩的センスはないようですが、「を」と「に」で若干印象が違うように感じます。
所謂曲先の曲では、と想像しています。服部良一の曲が出来てサトウハチローが詞をつけたのではないかと考えております。詞だけでも素晴らしいですね。
出版物ですから必ず国立国会図書館に納本(1枚の楽譜ですが、昭和27年50円ハモニカ譜付きとあります)いずれ確認したいと思います。
私の次に曲は原節子版(初版)「青い山脈」の劇中歌「戀のアマリリス」でやはり二葉あき子さんの持ち歌ですから手持ちのテープは「二葉あき子特集」か何かのエアチェック(死語のようですが、汗)したものと考えて居ります。
現在、手元に作曲生活50周年記念に出版した「服部良一作品集」(全音楽譜出版社)があり、それに正確な歌詞を見ることが出来ます。
1番は、ご指摘の通り「一つ蛇の目に 二人して」です。
蛇の目を…にしてしまうと、傘の方にフォーカスが行き過ぎてしまう印象があります。あくまで大事なのは二人でありますので。
2番、私も漫然と聴いていると聞きとりにくい部分ではありますが、
「一つジョッキに 頬寄せて
涙を ビールの
泡に落とした 黄昏を」
二葉あき子は若き日の私にはナツメロ番組ばかりに出演している肥ったおばさんでしたが、ルックスに惑わされていたようで聞き込むに並の歌手ではないことが判ります。
クラシックに裏打ちされた品格の上に抑制された色香が魅力的な実力者です。昭11年「月に踊る」「ビロードの月」辺りが服部と組んだ最初の仕事。「恋のアマリリス」(昭24)ももちろんいいですね。
1番の「灯ともし頃」も管理人様の記事がなければ歌からだけでは判りませんでした。
追補戴いた部分は「イ」音は判りますので「イ行」を探せば「切るの」ではおかしいし・・・「ビールの泡に 落とした」でしたか!
「淡い音した黄昏」だけ取ればなかなかサトーハチロー風の味わい深い表現で味があって良いなと思いましたが。
ネット検索でこちらにお邪魔して書き込み失礼しました。天候不順の折柄ご自愛の程を願い上げます。
不一頓首
追伸:テープをデジタル化もしてありますのでYoutubeあたりにあげれば皆様にお楽しみ戴けるのでしょうが、著作権上サトウハチロー没後まだ43年ですので無理ですね。
古いの好きそうだからといって、ナツメロならば何でもいいかというとさにあらず、我が琴線に触れる曲というのは僅かなもんです。
食だけではなく心に触れる歌も載せて行きたいと思ってます。どうかマサさんもお元気で。また覗いて下さい。
「一つ蛇の目に」と「一つ蛇の目を」の違いをご説明戴き有難う御座居ました。納得です。私は感覚的で論理的ではなく、やっぱり文学には疎いですね。
確かに、サトウハチローは固有名詞!混用して申し訳ありません(確認と修正が出来ると有り難いのですが)。最近は高齢者のため変換ミスはしばしばです。トシは取りたく無いものです。お~っと、生来のせっかち者だからでしょうか、汗。
二葉あき子と言えば「水色のワルツ」ですが私の好みからは少しはずれているようで・・・。
私はほぼ古希という歳ですが、懐メロ番組がテレビで放送される頃から後戻りしました。子供の頃に猛烈に流行ったのは春日八郎の「お富さん」。「粋な黒塀 見越しの松に~」の意味を知ったのは後年です。ただ言葉のつながりとして記憶しただけのようで・・・・。故・長兄の影響で江戸落語から入ってしりました、これも歌舞伎が元ですね。
個人的の好みでは戦前!から昭和3,40年あたりまでがテンポ的にも良いです、「白い花の咲く頃」とか「あなたと共に」などなど・・。昔の歌謡曲歌手は大体音楽学校を出ていますから安心して聞けます。1970年代のフォークあたりまでで、趣味で50過ぎてからチェロをはじめましたのでエレキあたりの「人工的な」音はどうもいけません、尤もビートルズナンバーをベルリンフィルの12人のチェリストがカバーしているCDをもっていますが友人が指摘するように暗~い感じですね、汗。
服部良一、吉田正、は好きな曲が多いですね、演歌はちょっと、ガラにもなくリリカルな曲が好みのようです。
管理人様は関西のお住まいで浅草などにもお出かけのようですが、私は逆に一応江戸っ子で1971年から伊丹に5年ほど在住しました、まだ関東と関西の区別が結構あった時代になりますね・・・・。
10年前の記事に投稿してしまい誠に申し訳ありませんでした。日本語の文章もちゃんと書けないようで、とりとめも無い書き込みでお許し下さい。
ではでは、良いお年をお迎え下さますよう。
不一頓首
関西で歌謡曲の番組の台本をやってた時代もありますが演歌になじめず100本まで我慢できずやめた経緯がございます。春日・三橋・村田などよく来てましたがやはり大物感あって親しく口を聞くなどできませんでした。
巷はインフルエンザ流行っております、どうか健康にはお気を付けになって。
今日は船村徹氏が旅立ちました。昔の御三家、笑、春日八郎、三橋美智也、村田英雄に歌を提供しておりますね。演歌はどうも、と言いながら「別れの一本杉」は大好きな一曲です。管理人様はお会いしておられるのですか!すごいですね~。でも昭和が又遠くなりました、涙。
御尊父様は江戸っ子ですね!私も両親共に祖父の代から東京市は牛込区の出身です。4,5年伊丹に参りましたが、江戸っ子(東京人)がしゃべる関西弁はなんとなくいやらしいのでやめました。
大学からの友人に神戸と灘の二人が居りますが、一人は今も関西弁、もう一人は標準語です。関西出身の方にはどうもこの二派に別れるようですね。
テレビの普及のせいでしょうか、吉本興業の隆盛のせいでしょうか、笑、すっかり関西弁が「標準語」になったような感があります。東京から参りますと関西弁にも違いがあるのが分かります。京都弁と大阪中心の関西弁は違うなあと思います。江戸弁も落語の中にささやかに生きておりますが、もっと地方の方言が普及しても良いのではと言うのが私個人の考えですね。
春一番が吹きましたがまだまだ寒暖差が激しいようです、くれぐれもご自愛下さい。