マーベラスS

King Of Western-Swing!!
歌と食と酒、それに声のページ。

さぁ、パーッといきますか、パーッと

2011-10-31 00:08:40 | 音楽

ちょいと、そこのダンナ! 大きな声では言えないけれど、小さな声では聴こえません。

今年ゃ、あと2つステージを残すのみ。 そ~なんすよ。 急がなきゃね!




だいたいがクソ忙しいシーズンなんだからね、無理にとは申しませんや。

でもね、ウェスタンスイング聴かずに、今年を終わらせちゃう気ですかい…? そりゃないですぜ。


★12月10日は堺FUZZ渾身の年末企画、「わが名はムッシュ」。

ムッシュかまやつを迎えて、彼の出発点であるカントリーからロカビリー、

グループサウンズ、フォーク、ロックの足跡をたどるライブ。

サキタハヂメ(妖怪人間ベム音楽監督)や、和製ジャニス・金子マリ、その他ロック系の方々も出演。

よのすけ&ホームランボーイズっていう可笑しいバンドや、ピチカートファイブの小西氏DJとか。

我々はウェスタンスイングで参戦。もちろん、ムッシューもゲストで。

詳細はFUZZのHPで。  http://www.mikunigaoka-fuzz.com/top.html


    




★12月18日は西や南でやるのに、なんで東でやんない?の声をいただき、

地元高槻、western bar171(ここに日本Western Swing普及協会を勝手に

置いている)の協力のもと、OARS(オールズ)というお店で昼間っから。

白昼スイング聴きながらベロベロになれる。昼酒はまわるかんね。

こちらはムッシュ抜き。そないに大阪にいられるほど暇ではない。

大掃除もあるらしいので。

なりふり構わず、うちの集合住宅の住人なんかにも売りさばいており。 ぜひお越し願います。

会場いっぱいにして、年越しの餅を買うんだい。 

志が高い。




76年も前の米国退役軍人の援助ダンスパーティーのチケット。
この日の出演は、ボブウイルス&テキサス・プレイボーイズ !!

ちょいと生まれるのが遅かった・・・。

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ハマから都へ

2011-10-30 01:23:12 | 

あの人のことば思いだす  夕焼けの高瀬川 (京都慕情)

木屋町歩けば、すぐそこに流れる高瀬川。 川とは名ばかりで
深さはせいぜい足首ぐらいまでしかない。

高瀬川は江戸時代、角倉了以が開いた運河。 
大坂の物資を京都の市中に運び入れるためのもので、木屋町二条の辺に
荷を下ろす船溜まり(船入)があった。
南の端は、十条辺りまで下り、鴨川を渡って、伏見にまでつながっていたという。




上木屋町というこのあたり、なかなか位の高いお茶屋街だったらしく、
裏で船を舫いで、船から座敷へとお忍びで上がったという。





ここは中国料理の「一之船入」。 日本料理以外で町家を使った飲食店は
魏さんが最初の方だと思う。 実家は横浜中華街の明楊。 
中華街から沖縄などを経て、京都へと流れついた料理人。
日本料理を食べ歩き、特にだしを研究して、ある種、京都ナイズされた創作中華を送り出す。





過日、ランチをいただきに。まだ、河原町から急ぎ足でここまで来ると、汗ばむ陽気だった。
揚げ南京豆とじゃこ。 これで昼ビールをやると、たまんないなー。
だが、この日は業務の一環であり、アルコールなし。


冷製貝柱のポタージュスープ

金華ハム、干し貝柱、 トウモロコシを入れて



前菜四点盛り

蒸し鶏ネギソース、クラゲと紫キャベツ、豆腐麺とイカの和えもの、たらの子と青海苔、
真中に茄子の煮びたし

これも酒がなくてはツライ・・・




フカヒレの煮込み 気仙沼産   山芋とろろ 青梗菜 オクラ

無味無臭なフカヒレ、これを根気よく戻し、いかに味を乗せるかが料理人の腕。
魏さんのやり方は漬け込む。濃厚なソースをとろろが優しく包む。
シャクッ、シャクッとした歯触りに、とろりとしたソース。





大正エビ 二色のアスパラ添え   グリーンアスパラソース  カラスミ

ここだけ見ると、和かフレンチかわからない。





穴子とホタテ、海老芋の炒めもの   黄ニラ  セロリ  ニンジン

黒酢ソースはバルサミコと見間違うほど。





しょうがないので、お茶。 お茶で中華はまぁまぁキツい…。





具たくさんの炒飯




坦々麺  

濃厚なスープ 肉味噌、葱もたっぷり。 後から喉の辺りに辛みがやってくる。
喉に引っかかりそうなほどの濃さ。





杏仁豆腐 マンゴー添え   金木犀ゼリー

二種類あるのが嬉しいね。





かくして平和なうちに、遅めの昼食は無事終わったのであった。

魏さん、ボクと音楽つながりの横浜のmasuo氏のことをよく覚えていて、懐かしそうにしていた。

masuo氏に伝えると、どうしているのか案じていた…ということで、

京都屈指の中国料理店のオーナーシェフと聴いて驚いていた。

今後、ご両人、木屋町でごたいめ~ん!もありそうな気配。


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ロケーションも明洞裏町風

2011-10-26 23:10:03 | 


阿波座で降りる。





めし食いでもなければ、西区江之子島なんて所に近づくこともなかった。 島てか?

調べりゃ、初代府庁があった場所で、近くには川口の居留地なんかもあった。

大阪府民の目が海の方向を向いていた頃の玄関口である。




ABCの社員も贔屓のようである。 

初めて来た時は、隣りのテーブルによく見知った女子アナがいた。





古びたビルの地下へ。 お隣は本場中国料理店。

この配色、フォントの使い方、ほんまもんである。  倭人にはこの感覚乏しい。





無駄と飾りのない、実質本位のファサード。

我々同胞ならスケベ心出して「…らしく」改築するだろうが。

たしかに味でお客に喜んでもらうためには、玄関なんかどうでもいいわけで。





気のいい、美人の、オモニというか、アガシというか、ごめん言いすぎた…。




キムチはよく漬かっているスミダ。

まずは、ナムルやチヂミ、チャプチェなど、お馴染みのパンチャンをつまみながら、談論風発。





日頃は飲みたいと思わないマッコリだが、こういう複数の人間が集まる席ではよろし。

マッコリもすっかり市民ケーンを得たね。 低アルコールで飲み口がやさしいので

女性にウケたと思われる。 乳酸飲料みたいやし、最近はフルーツ系もやり放題。





手長ダコ(ナッチ)のお造り。  まだウネウネ・・・お命頂戴つかまつる。




手羽とジャガイモの煮もの   

コチュジャンが前に出過ぎず美味、いくらでも手が出てしまう。





ジャコの炒めもの。  カエリ、いりこの類いでしょうか。





おなじみサムギョプサル  豚の三枚肉を使う。

こいつばかりは脂のいい豚肉でないといけない。





ボクは他人よりよけいに、カリカリによく焼きたい派。

味噌やニンニクと一緒にサムチュやエゴマの葉に包んで、バクバク。  

ソジュ(焼酎)もグビグビ…。 これはマシッソヨ。

女子会というには30人近い女子が集まってるので、こっそり聞くと、S病院のナースたちだという。

兄貴が産まれたのもそこだし、一家で通ったのでなんだか親近感わく。 勝手に湧いてなさい。

そうこうしてるうちにメインは、渡りガニやエビ、タコなど海鮮満載の多松チゲ。 

では時間経過と共にど~ぞ・・・








お腹がもうパンチキチ・・・

最後に市販のアイスが配られたのは、常連のYくんがいたからかな。 感謝デセヨ。



         韓国料理  多松 タソン    大阪市西区江之子島1  地下鉄阿波座下車すぐ


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あわただしく阿波で一夜

2011-10-22 23:57:32 | 

過日、徳島へ。 夕食をすませて街歩きして、かる~く独り飲みへ。
旅先に来たら、これがなけりゃね。

栄町にある「バー鴻 KOHNO」。 バーコート姿の鴻野さんは優れたバーテンダーである。
客との距離感がいい。 近過ぎず、遠すぎず。 一見の客でも気持ちよく酔えるだろう。




徳島ハイボール 
 
阿波名産、すだち、和三盆が使われる爽やかな一杯。





お通しも気がきいている。





カルバドス
コニャックになると、高級感漂いすぎて私向きではない。
アルマニャックでもいいんだけど、ちょっとだけやぼったいカルバドスが好き。
北フランス・ノルマンディ地方は寒冷地なので葡萄の栽培に適さず、
リンゴの産地なので、こいつでブランデーを作った。

リンゴやら、カマンベールによく合う。
この甘みと深みで神経がまぁるくなり、一日の締めにふさわしい。


リンゴでなく、マンゴもまたよし。




バックバーが富士山型というか、なかなか変わっている。

バーを出て、ちょいと小腹が減ったので、徳島ラーメンへ。
ここへ来たら、どうしても食べとかなきゃと思う。
「ラーメン東大」大道本店。
ちょっと和歌山ラーメンにも似た濃さ。





煮た豚バラ肉を使うのが徳島ラーメンの特徴。
日本ハムが徳島にあり、その端切れがたくさん出たので、ラーメンに使われたというが、
詳しいことは知らない。





麺は中太・ストレート麺。
濃いスープがよくからむ。
胃袋に余力あれば、白ご飯でもぶちこんで混ぜて食えば、
うめぇだろうな~という濃さ。


さて翌日は問屋町でひらかれる、徳島びっくり日曜市へ。
何がびっくりなのかというと、100円お好み焼に列ができているということか。
朝6時ぐらいから、ここで飲める。夜っぴて飲んだ若いのが、ここで迎え酒ってのもある。





タコなんぞ買って、その場で刺身用に造ってもらう。
安くてうまい、実質的。
以前来た時に、毎週来ると言ってたおばちゃんが、ほんとに来てたのは驚いた。


「ああ、あの時のニイチャン!」と、顔を覚えててくれて、タッパのおかずが回ってきたりした。
まだあんまり観光の手が入っていない、地元密着なのがいい。

3千円とか払うと、誰でも出店できるというので、なかば素人さんが店やってたり、
海女さんが伊勢海老売りに来たり、豆パンやら、フィッシュカツ、ちりめんじゃこ、竹ちくわなど
名産品から工具や植木まであり、楽しいこと請け合い。

 

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サンマサンバ

2011-10-18 01:53:50 | Weblog


にくい目覚まし ジリリと鳴れば  

行かざなるまい お勤め暮らし

会社に遅れ 課長が呼んでるが  

スタコラサッサと けむにまく

ジワジワ焼けてく サンマ   男のやもめに サンマ  

醤油をかけろよ サンマ    長くてでっかい サンマ  

サンマ~  

サンマったら  サンマったら  サンマったら  サンマ   


    「サンマ・サンバ」 作詞作曲 三木鶏郎   昭和42年



楠トシエ歌う、「サンマサンバ」。サンマの語感からサンバを持ってきて、 
サンマったら、を繰り返しリピートするあたりが
三木鶏郎らしさである。 きょうびのラップミュージシャン真っ青である。


さても旬の秋刀魚。 今日も立ち飲みでサンマを造りなんぞで一杯やったのであるが、
塩焼きこそが、サンマの面目躍如。 酢橘を絞ったり、大根おろしに醤油なんぞでやると
めしが進んで仕方がない。



「秋刀魚、苦いかしょっぱいか」と書いたのは、佐藤春夫。あの苦いのは、ワタ(内臓)の味であろう。
先日、同年輩が7人集まった際に聞いてみると、ワタまで食べるという奴が余りに少なく、
愕然としたことがある。ワタにEPAやDHAが豊富にあるというので、身と一緒に食べるというのが
理屈に合っている。

だが、きょうびの放射能汚染問題である。 回遊魚サンマは北海道釧路あたりから南に向かい、
天下の漁場、三陸を通って、銚子を通って、東海通って紀州と南下する。 
ナンカシテケツカンネン、なのである。
サンマはどこまで安全宣言されてるのかよく知らないが、ワタが汚染物質のフィルターとなるわけだ。
命を惜しむ訳ではないが、なんとなくワタを敬遠している自分に気づく。 意気地のない話だが。

トラットリア・パッパでは、秋刀魚を三枚におろし、骨までカラリと揚げ、サンマの塩焼きパッパ風というメニューを
出す。ワタとワイン、調味料などで作るのか、このワタのソースが秀逸でパンで拭き取って食ってしまう。

先日、秋刀魚の塩焼きを食べていて、ワタの処遇に一瞬箸が止まった。
ワタの中に2cmに満たない赤い虫がいた。調べると、寄生虫ラジノリンクスだった。 うひょ~……
人体に悪影響なしと書いてあったが、これ見たらもうアカン、当分ワタなど食いたくなくなった。

結局のところ、ワタまで、なんて言ってたのは、海が汚れていない時代のものなのかもしれないなぁ。

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