茫日、気の置けない友人と一杯やるために、天神橋筋を扇町方面へ。
路地の奥に隠れ家のような酒亭「いわ月」。
酒飲みごころをくすぐる、悪くない店である。
いろいろ飲んだけど、酒の画はこれだけしかない。
鳥取を代表する酒、日置桜。 生酛造りの強力はその名の通り、どっしりと力のある酒。
これをしっかりめの燗酒で。
こないだの地震大丈夫だったろうか。
店主の岩月さんものんベえなんだろう、気の利いた酒肴がある。
定番すぎて食指が動かない時もあるが、無いと寂しいのがお造り。
三種盛りは、鯛・タコ・シマアジ。1780円
レンコン醤油焼き 550円
無造作にぶつぶつ切って、醤油をからませ焼いたもの。
技巧に走り過ぎないこういうのが、酒には合う気がする。
こっちも毎回そそられていけない。
うす揚げの酒盗焼き 480円。
冷蔵庫に残った酒盗なんぞあれば、真似してみたくなるがそうはいかない。
どて大根 950円
薄味に炊いた風呂吹きダイコンに、すじ・コンニャクの煮込み。
なにわ黒牛のスジだったと思う。
私的には、これは食べなくちゃいけない。
鯖ずし 1280円
つかり過ぎない鯖を大葉かまして小ぶりの棒寿司にして、ぐるりを焼き海苔で巻いてある。
鯖のまったりしたうま味。海苔の香り、大葉のアクセント…美味くない訳がない。
酒肴は40種前後。 ナイトランチなんていう酒の仕上げのメシものがある。
たのんだことはないが、釜飯だって美味そうだ。
あ~、行きたい。