マーベラスS

King Of Western-Swing!!
歌と食と酒、それに声のページ。

独り芝居前にうどん屋へ

2019-12-25 19:15:54 | 大阪 南森町
茫日、西天満。
知人がライブハウスで独り芝居をする。
その前にお腹を温めておこう。

久しぶりに向かった「めん処 てんま」。

  

店主は大阪の老舗、南船場の「松葉家本舗」で修業なすってた。
松葉家はきつねうどん誕生の店。
もう一つ、おじやうどんの元祖でもある。

  

ここはカレーおじやうどんにしよう。
海老天、肉増しをトッピングすると、
まあまあいい値段になる。

  

ルックスはカレーうどんの天ぷら、生卵のせ。
律儀に福神漬けがついて来てる。

  

辛口カレーを玉子がマイルドにする。
どの辺がおじやうどんかというと・・・

  

麺の下にご飯が潜んでいる。
考えりゃあんまりお行儀のいい食い物とは言えないが、
こういうのは美味いに決まっている。
一粒も残すことなく、きれいにたいらげる。
腹いっぺぇだ、もう。 小ぶりだからといって舐めてはいけない。

  

 東京乾電池の綾田俊樹さんのひとり芝居。
 「深夜食堂」の小寿々ちゃんでおなじみ。
 台湾でブレイクしているらしい。
 
  

 「秀ちゃんの席」は綾田好みの居酒屋や、
 古い映画が出てくるストーリー。
 わかる…わかる…。
 鯵のなめろうにそそられる。
 友人の大塚まさじさんとトーク。
 ゲストの大塚さんが進行役をしてた。

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ないないと騒ぎ過ぎたるうの字かな

2016-11-21 01:26:24 | 大阪 南森町


かつての仕事仲間たちと飯を食う会あり。

私以外は全員女性。 飲まない方もちらほら。

2007年の初回は寒風吹きすさぶ中、南地のてっちりに行った。

回を重ねて22回目は、うなぎに相成った。

南森町の「うな次郎」。 7品¥6500のコース。



 



季節外れな感じがするだろうか。

実はうなぎなんてぇものは年中美味い。

夏の土用に欲しくなるのは人間の勝手であって、

猛暑を超えて、少し活動的になって来てからの方が美味いに決まっている。

稚魚が獲れないとか、大騒ぎするのはやめて欲しい。

そんなものある処にはあるに決まっている。 あやかり組が値上げしたり、

近大のなまず丼が脚光浴びたり、まったく平和なことである。




 

 

まず最初に、生ハムサラダ。

なんで生ハムとも思うが、まずベジーファーストで野菜を喰っておくのは賢明。

ビールを頼むと、恰好なるアテが。







揚げたてのうなぎの骨煎餅。

ポリポリと小気味よし。

保存がきくから、いつ揚げたの…と思うようなのが出て来る店があるが

あれはいけない。





 
うざくですね。 うなきゅうとも。

ロケもので渡米、ロス郊外のメキシコ人接客の日本食レストランで、

やしきたかじん氏が「うなきゅう」たのんだら、なす田楽が出てきた。

「なんでやねん…」と盛り上がったことがある。






 

八幡巻と時雨煮とあっちゃあ、どうあがいても日本酒へ。 

いろいろと取り揃えていて、出席者の分も選んであげたが、何飲んだか忘れた。


のんびりとうなぎを肴に一杯やるのは最高であるが、

飲まない連中がさっさとうな丼なんぞに行かれた日にゃあ、焦っていけない。

うなぎの場合は、飲まない人とはなかなか間合いが合わせにくい。



 

 

う巻き。 

そもそも、うなぎは江戸の昔でも庶民の手が届かぬご馳走だった。

あの当時、すべて天然ものしかない。

しかも漁場から生かして運ばねばならなかった。

川魚は鮮度の問題なのだろう、さばく直前まで生かしてないといけない。

うなぎの蒲焼を、高嶺の花である卵焼きで巻く…なんて贅沢だったのだろう。

いかんいかん…俺もめしにする!

ごはん、くださ~~い!






 
コースなので丼ではなく、蒲焼にごはん。

ご飯はアツアツでなきゃね。

一切れ、ごはんの間に挟んで、上に乗っけて自由自在。

奈良漬を最初にうなぎに付けた人はセンス良いと思う。



最初から山椒かける人もいるが、作り手に失礼だと思う。

そもそも臭み消しだし、二口、三口喰ってから、風味を変えることをお勧めしたい。



おいおい、誰だい、こんなことしてんのは。

挽き立ての国産山椒なので、山椒好きな一人はごはんへ。

野暮なことしやがんなぁ~~。




 

 

キライぢゃないけどね。

 

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