作:藤山友美 絵:こむらまゆみ
おばあちゃんのクリスマスプレゼント
「みさきちゃん、ポチを拾って可愛がってくれてありがとう」
絵本を読み終えて、本のページをとじた時、そんな おばあちゃんの声が聞こえてきそう。
ダンボール箱に入れられた、子猫を何度か自宅へつれて帰った事を思い出しました。
私の場合、拾ったのは子猫だけではなく、親猫も。
やがて、親猫は子猫を4匹生み、その内の一匹は我が家で息をひきとりました。
白猫シー君。
私が高校2年生の冬でした。
みさきは、ポチを育てられなくなった人と公園で出会います。
その後、みさきちゃん自身がムクと名付けた子犬と共に たくさんの思い出を・・・不思議体験をします。
ちょっと、哀しく、でも温かな余韻が残るーー
私自身へのクリスマスプレゼント、「おばあちゃんのクリスマスプレゼント」。
この絵本は、甥っ子へも出版社から直接、送って頂く事にしました。 もう、届いたかな?