いただきもの。。。
近所の浦島さんから、嬉しい 「いただきもの」
ニッキって植物、御存知ですか?
最近、本で読んだのですが、「何、これ?」 と母に尋ねる始末。
シナモンよりも ちょっと香りが強めの濃い緑色をした葉っぱなんです。
とっても野性的で、子供の頃、従妹たちと山へ行ったり来たりしていた頃の春の香りがしました。
先日、浦島さんから頂いた和菓子は、この ニッキで作られた お餅のようなものを やはりニッキの葉に包んでありました。
初めて頂く和菓子でしたが、もちもちしていて、美味しかった~んです。
母も懐かしい味だと言っていました。 その後、子供のころ、こんなことしたね、あんなことしたね・・・という思い出話になったとか。
ここ最近、こんな話題が多いんですよねぇ。 私が聞いたことが無かった昔話も どんどん出てくる。
こういう和やかな時間を親子やご近所で持てたこと、きっかけを下さった方に とても感謝しています。
これまで歩んできた人生において、感謝、感謝な人々に多く出逢ってきました。 それらの方々には、貴重な時間をどれだけ割いて頂いているか・・・・分かっているのに、分かっていない私。
昨日、編集長とメールで話していましたが、精神疾患が ここ数年、とても増えている。自分も「よもすれば・・・?」と一度も思わなかったといったら、嘘になる。 例えば大好きな野球の試合がテレビで放送中なのに、画面は見つめていたのに、何故か、いつの間にか試合は終了。 試合経過が全く分かっていないことに唖然としたとき。 夜、眠れなくて、ずんずん身体が沈んでいくようなとき。 そんな時は飛鳥のプライドを聴いて、日中なら緑が多い方角へ1時間歩いて帰宅する。 やっと気分すっきりになれる・・・5年前は、つまり とあるスーパーで働き始める直前までは、こんな日々だったのですよ。 自分で語れるようになれば、回復してきた証拠といえます。 自分の当時の状況を客観的に見れた時、生まれた短編が 以前、ブログに掲載した 「水面下のパズル」でした。 これには、「象」 「精神科医を診る!」 ・・・と続いていきます。いずれも 「千夏」が主人公で。ブログで公表したもの、未公開のもの、両方合わせて色々な作品を描いてきましたが、その中で最も自分自身が投影されているなぁ、と感じるのが、この 「千夏」という主人公です。
今日、Project Ⅱの結果発表がありました。(詳しくはGoodbook出版のHPをご覧ください)
次に私が書きたいのは、3日前までは、「とあるスーパー」の続編だった筈なのですが・・・昨日になって気が変わり、「千夏」です。また、一つ、千夏の欠点が分かったからです。
「いっぱい感謝しているのに。 いつしか求めすぎ」
辛いときは、幸せの基準を低くするためか、朝、目が覚めた時、いっぱいのお水を飲んで、「あー美味しいっ!」って幸せになれる。それが当たり前になっているときって・・・傲慢なんじゃない? 私? 水面下のパズルの中で描かれる千夏のように、「愛する人の為に何かしたい、何でもしたい」でも、それらが 相手には うっとうしく、重く感じることもある。。。。
私は「死にたい」などと、一度たりとも思ったことはなく、やりたいことがいっぱいで、この世に未練たらたらです。それなのに、鬱、自殺という経緯を辿ってしまう原因って何なのだろう、と時々思ってしまいます。 死にたいのに 死にきれない人と、生きたいのに 生きられない人・・・どちらがより辛いのでしょう・・・ 比較できないか・・・鬱の家族を理解しようにも、出来ない部分が多いですが、理解しようと努力することは続けなきゃ…。
水面下のパズル (←クリックすると読めます)
公開しないつもりですが、今、まとまったものに仕上げたいと思っています。 春って、うきうき楽しい時期の筈なのに、この時期に調子が落ちてしまう人達が多いから・・・。 元気出してって、気易く言えないけれど、もし、身体が動けば、少し歩いてみるだけでも、すっきりするかも・・・自分の体験から・・・・泣くことすら忘れてしまった人達へ
すず