宮部みゆきさんの初期の頃の小説です。(図書館で借りた本の内、6冊目)
タイトルだけ聞いても、「なんだか面白そう!」という予感がしますよね。
そう、パーフェクトに面白いんです。元警察犬のマサが一人称で語る事件。
夏目漱石の「吾輩は猫である」みたい。ワンちゃんバージョンかぁ~なんて思いながら、マサの虜になりました。
マサの飼い主は、探偵事務所。そこの所長の娘、加代子のお共をするマサ。
「高校球児のスーパースターがガソリンをかけられ殺される、というショッキングな事件。」
彼の弟、諸岡達也、そして両親との関係性は? 解決したはずの事件が 何故か…何故か…えーっ!?
まぁ、本を手に取ってお読み下さい。
『心とかすような』
こちらもマサが活躍しまーす!
いくつかの事件が登場、読み切りの形で小説雑誌に掲載されたものを一冊にまとめたそうです。
個人的には、所長や加代子、そして末娘の糸子たちが台湾旅行へ出かけた間、留守番をすることになったマサが大活躍するラスト、いや、宮部氏が依頼人として登場する短編がラストだったか…これも良かったな。 じゃ、その一つ前の短編が特にお気に入りです。
犬は飼ったことがないのですが、マサのような番犬がいたら、心強いでしょうね。
そうそう!
6回目のヨガレッスンを受けました。
バランス感覚はOKだと思っていたんです。学生時代から、電車に揺られ、何処も持たなくても結構、立っていられる人でしたし…。
片足立ちで、何分でも立っていられます。まぁ、上げた足が疲れて下がってしまうまで。5分でも何分でも。
最近は両目を閉じても1分出来るようになりました。
しかし!
新発見があったのです。
座って あるポーズをしたら、(これもバランス感覚)まるで 「だるまさんが転んだ」みたいになった!
自宅へ戻り、何度も挑戦している内に、少しはマシになりました。
では、ごきげんよう。