初優勝の貴景勝、2人の親方への思い語る 元貴乃花親方には「電話で報告しました」
福岡のアナウンサー、戸部さんによる優勝インタビューの様子。
貴景勝が先に土俵に上がり、相手力士は元気いっぱいな錦木。途中、足を滑らせそうになりながらも、まずは貴景勝が勝利。
二敗で並ぶ大関、高安の前の一番が思わぬ形で大盛り上がり!
…というのも、審判が 「手をついていない」と止めたことに行司さんが気付かず、栃ノ心が勝った、と場内のお客さんも力士二人も思ったから~
すでに時間いっぱいだったため、息が上がったまま もう一丁、いや、もう一番。
2度も見させて貰ったという訳で、これはこれで面白かったです。
土俵下にいた高安は その間、 どんな気持ちだったかは?ですが、いつもより瞬きが多かった気がします。
高安の相手は、今場所、負け越している御嶽海…とはいえ、大関候補の実力者。
御嶽海が善戦するのではないか? という舞の海さんの予想通りの結果となったのです。
いい相撲内容でしたが、高安は土俵上に転がされてしまい、この瞬間、決定戦無しの貴景勝優勝が決定したのでした!
元親方にとっては…な相手、八角理事長から賞状を受け取る貴景勝…
貴乃花部屋が消滅し、新しい環境になって初の場所での優勝です。
白ウルフから優勝旗授与。
貴乃花親方がまだ相撲協会にいたら…そう思ってしまいましたが、こればかりは…
なんと! 総理大臣賞の授与は地元福岡の麻生大臣じゃないですかっ!
この日は福岡SBホークス日本一パレードも行われ、わんさかと人が集まった福岡です。昨年、白鳳による万歳三唱が問題となりました。ホークス日本一パレードもあり、お祝いムードの福岡で、お客さんも遂…ってことだったのだろうと、昨年は思いましたっけ。
支度部屋で優勝が決まった瞬間、兄弟子の貴ノ岩からも声をかけられ、ハグされていました。
26場所での初優勝は、元師匠である貴花田24場所で最短、他に朝青竜、若花田、魁皇につぐ4位の早さなのだとか。
今年の大相撲、土俵の外でも色々ありましたが、若手力士、貴景勝優勝という嬉しい平成最後の場所となりました。