10日程前、読み始めたにもかかわらず、なかなかページを開く機会がなかった…。
いや、もっと正確にいうと、ページを開いたとしても、5分も持たずにウトウトしていた…
だからといって、退屈な本、という訳では決して‼なく。
寧ろ、とても面白い! 何せ猫目線で描かれている旅レポなんです。
しかも、ただの旅ではなく、飼い主の宮脇悟(サトル)がどうしても手放さなければならなくなったため、新しい飼い主を見つける為に、友人を訪ねていく旅なのです。
訪ね先で再会した、かつての友人たちとサトルとの秘密や小学校(或は中学又は高校)時代の思い出などが語られ、徐々に悟が抱える事情が見えてきます。読者にも。猫のナナにも。
”事情”が見えてきた時…
きっと泣きます。もし、貴方に 『ペットと家族として過ごした日々』があったなら…
猫と飼い主と友人達、更には家族と ”かつての飼い猫”ハチの思い出と…
ナナと作っていく新たな旅と思い出作り…
猫と飼い主が交互に語る、感動秘話です