夕食後、TVをONにすると、いきなり耳慣れた曲が流れてきた! NHK総合19時半。画面には、さかなクンが! 『もぐれ!さかなクン』というサブタイトルが画面左上に表示されている。 これは、「およげ!たいやきくん」だわ~
旧日本軍の潜水艦や、稚魚を仕分けし、成長した姿を一日?一晩?かけ、集中して描くさかなクンの姿も… こりゃ驚いた! さかなクンの絵の才能は前から知っていたが、『およげ!たいやきくん』といい、さかなクンの『絵』といい、昨日、一昨日の自分の記事と繋がっている気がして、ちょっこし嬉しいのであった!
今のご時世、行きたい国や場所へ、行きたくても行けない。パスポートが有っても、海外へ飛び立てないというのも、経験がない。
2006年4月、両親を連れ、かつて自分が暮らしたシドニーを訪れた日が懐かしい。ホストファミリー宅へも連れて行った。ホストファミリーのテッド、ジーアも健在だった。ジーアは認知症になっていたにも関わらず、私とトオル、タカさん、マサムのことはよく覚えており、昔話に花が咲いた。
「すずは、20代後半になっても、16歳以下と間違えられて、料金は半額しか請求されなかったね」
「トオルは、アイスクリームを注文したのに、チョコレートケーキをお皿に乗せられて、テーブルへ戻ってきたね」
「これは、マサムが高校時代に作った椅子よ! 今も使っているの」
「タカは結婚してお嫁さんをここへ連れてきたよ。すずにも宜しくと言っていた。日本の連絡先、聞いたんだけど、何処へ行ったかしら???」
ホストファザーのテッドが紅茶を入れてきたのを見て、母はとても驚いていた!
こそっと私に 「うちのお父さん、私が風邪で寝込んでも、お茶ひとつ、入れてくれないのにねぇ。こちらの旦那さんは凄いわね!」
父 「 …」
さて。思い出と共に、今夜は、せめて気分だけでも飛行機の旅へ~ 出発~ …ということで、私が大好きな佐藤直紀さん作曲、『Departure』
あの日も、両親と一緒にオーストラリアから名古屋国際空港にて国内線 ANAに乗り換え、福岡空港へ~
それまでジャンボに乗っていたからか、機内が狭く感じられ、
「わーーっ! 機内が狭いね~」などと言った人が居たっけな。
きっと、その声がフライトアテンダントさんにも聞こえていたのね。
「大変狭い機内ではありますが…」というご案内。あれには笑ったなぁ~
この曲は、そんなANAが舞台のドラマでした。主演は木村拓哉さん、柴咲コウさん。(オペラ歌手役で朝ドラ『エール』出演中ですね)
エレクトーン動画は数年前の夏・・・ヤマハグレード6級(中級者向け楽譜)
尚、この曲は、レッスン当時のもの。よって音が大きくなったり小さくなったりするのですが、抑揚をつけるための強弱なので、音声に問題がある訳ではありませんので…
Departure ドラマ『Good Luck』テーマソング
もう一つ、この曲の思い出;フィリピン出身のお友達(女性二人)が我が家へ遊びに来た日のこと。「教会で弾く音楽を弾いて欲しい。私達が歌うから、ちょっと弾いてみて~」という訳で、その場で弾いていたのですが… 賛美歌ですね。ただ、日本で歌うものと違い、知らない曲ばかりでした。
最後に、私が好きな曲を弾いて~と(やっと!)で、弾いたのがこの曲でした。それまでは主旋律に適当に伴奏を合わせるだけだったから、「いい音だね~」”You can play by ears!" (耳コピ演奏出来るんだ!)1~2万円のキーボードとさほど違いが分からない感じでした。弾いている本人である、私にも。
Departureを弾き始めた時は、二人とも座っていたのに、立ち上がって、段々前のめりというか、もう~ 演奏中の私のすぐ横! お顔が至近距離にありますよ!くらいに。
やっとエレクトーン、しかもステージアね! この楽器の凄さを披露出来た~って感じでした。とてもとても👀驚いていたから!それはお二人の表情から分かりました~ エレクトーンを生演奏して、心底 驚かれたのは、この時と、大人の発表会の時。 過去に2度だけ。 「大人の発表会」の場合、自分の家族と友人の演奏しか、基本的には興味が湧かない、という雰囲気なのは致し方ないとして… だって3時間にも及ぶ長丁場の演奏会。誰だって疲れます。最後まで居ないで途中退場された見学者もいましたから。ソロでは最後に演奏することになっている私の順番が回ってきた時点で、どのくらい人が残っているかなぁ~まぁ、気楽に弾けていいかな、と。正直、真夏でしたし、長いし、私も疲れていました。
ピアノやドラム、歌、管楽器の演奏が多い中、30名中、唯一、いや、二人目のエレクトーンだったから、余計に新鮮だったのかもしれません。 弾き始めた時、会場の空気が変わったことを肌で感じました。楽譜を見て弾くので、(手元でなく)見学者のお顔も見えていましたし…。
他の方は、お一人で2~3曲弾くので、演奏時間も長く…7~10分、途中、ひっかかれば最初からやり直しや、演奏が止まってしまって、また最初から~など。 私は先生から1曲と言われていたので2分のみ。弾いている本人は勿論、聴いている人にとっても、あっという間だった(睡魔が飛んだ)そんな((+_+))お顔がたくさん、、、、、、(当時は書けなかったけれど…)
司会をされていたドラムスの先生の第一声は、
「いやぁ~ エレクトーンには敵わないですねぇ」でした。
母曰く、
「大満足って顔していたよ、司会の男性!(ドラムス講師ですっ!)
解散~~~~!
となった直後、玄関先でフルートを演奏された女性が声をかけてくれ、
「エレクトーンって凄い楽器ですね!」
そう、ステージアって凄い機種! だと思います、私も。子供の頃に見た、あの家具のようなエレクトーンにも憧れたけれど…。
1曲、1曲、自己流ではなく、きちんと仕上げようと思ったら、レッスン通いをした方がベターでしょうね。ただ、お月謝は一万円ですから。 そういう訳でして、2018年3月から自己流オンリーな私です。