準2級に合格した後、購入したのは、成美堂の漢検2級問題集でした。お値段的にも安上がりで、全15回分の出題形式の問題が掲載されているタイプ。言ってみれば、”予想問題集” これをすべてやることなく、準2級合格から最も近い試験日に受験したところ、見事に落ちました。 準備不足で当然の結果でした。
その後の7~8年というもの…年末になると「今年の漢字」が発表されるため、漢検のことを思い出し、問題集を開いてはみるのですが、いずれの年も長続きはせず、数週間で忘れて終わり❣
その間、常用漢字200字が新たに2級に追加され、更に難関になりました。当然、準1級も1級から新たに加わった漢字もあり、更に難関になったようですが。😨
漢検2級の勉強が長続きしない理由…
他に介護福祉士だったり、英検準1級だったり、環境首都検定だったり、社会福祉士だったり… ECCの研修だったり~ まあ、言い訳はいくらでも思いつくのですが、他にもやることがあって、漢検については、少しやっては忘れる…を繰り返し。
コロナ禍となりつつあった、2020年12月の暮れ。 この年に、漢検協会から出版された2級問題集を新たに追加で購入しました。
右側は、旧2級対応のテキスト。
左側は、新たに追加された200字の漢検2級テキスト。
5級、4級、3級までは成美堂出版の問題集で。
準2級はグループホームで夜勤をしながら、隙間時間に問題集を眺められりよう、ポケット式を利用。
これで合格しました。新聞等で日常的に目にする漢字ばかりですから…。読むことも出来れば書くことも一応は出来るレベル。
(現在は準2級の試験範囲となった旧2級テキスト)
しかし、2級からは四字熟語で苦労しました。2級の初受験では、ここが2問くらい正解で、ほぼ全滅だった気が…。
成美堂の問題集の前に、漢検協会から出版されている全漢字を網羅したテキストを購入し、1つ、1つの漢字を辞書で調べまくり、テキストの空いたスペースに書きまくりました。 殴り書きのような感じでしたが、自分が読めれば良いので。
こちらが新2級テキスト
「鬱」、語彙の「彙」など、読むことが出来ても、結構、書くのは難解な漢字も含まれるようになりました。
① 漢検協会のテキストで、漢字7~8個について、まずは辞書で調べ、用例を調べ、語順を確認し、次のページの問題集にあたる。これだけで、結構な労力が必要でしたねぇ。 でも、楽したら覚えられないと、ムチ打って❓ 調べて書き込むを繰り返し~
②次のページの問題集をやる
③最後のページまで終わったら、最初に戻って、問題を解く
④全問正解になるまで繰り返す。 大体、殆どの検定試験&国家試験も3回繰り返せば合格するかな、と。
(気象予報士のような試験は受験したことないので、ちょっと頑張れば誰でも合格できる一般的な検定試験についてですが…)
6月の検定を目標に設定し、 取り合えず2月に受験してみよう~と思って受験したら、2月受験で合格しました。
12月の暮れに勉強開始して、2月中旬まで。約2か月の学習期間でした。
真剣にやれば、出来るじゃん!
ってことで、2級までは 真剣にやれば簡単かと…。
ちなみに、四字熟語に関しては、成美堂の巻末に付録として掲載されている、四字熟語一覧表がとても役に立ちました。仕上げの問題集として使用するには、成美堂がお値段もお安くて、お勧め。
ただ、これ一冊では、ちょっと…。 洩れなく試験範囲を学ぶなら、漢検協会出版のテキストが良いと思いました。
2級の勉強をしていた際、買おうか、どうしようか迷ったのが、『漢検 漢字辞典』と、『漢検 四字熟語』の2冊でした。
準1級の四字熟語はテキストだけでは足りないみたいですので、これ、買った方が良いみたい~
ただ、今のところ、基本の「き」も出来ていない状態なので、購入はもう少し、いやずっと先になりそう~
以上、fumiel-shimaさんの、「漢検2級の勉強方法は、どのようにしましたか? 使用テキストは?」
という御質問にお答えする形で、記事にまとめてみました。
ありゃ~ こちらも真剣に勉強しなきゃいけない状況に追い込まれつつあるような気がしてきた…
良いことではあるのですが…
追記:
ちなみに初受験の時は、ほぼ全滅だった四字熟語でしたが、2回目の受験の時は、10問中、9問正解でした👍