前半3分の1は、自宅ではない場所で読んだため、ガネーシャのギャグに笑いをかみ殺しながら読まねばならぬという…まるで修行だね、これはっ! 可笑しいのに、笑いたいのに、声を出して笑えないって、苦しいことなんですね。何だかお久しぶりに、そのような体験をした気がするなぁ~
「何々?『夢をかなえるゾウ』…・❓」
一時期とても話題になった本なので、タイトルは新聞等で知ってはいましたが、実際に読んだことはありませんでした。
ある日のこと。
「何かお勧めの本はない? 小説でも漫画でも、何でもいいんだけど?」
とあるイケメン男子に尋ねたところ、手渡された本が、『夢をかなえるゾウ』でした。
では、早速!と読み始めると、、、、『めぞん一刻』?? こりゃまた懐かしい~ 著者は、私と同世代かいな? 村上春樹までっ! 更に読み進めると、エジソン、チャーチル、チャプリン、ガンジーetc.....著名どころの格言がわんさか! 思わずφ(..)メモメモしたくなる内容です。最も自分の心にズシーン‼と響いたのは、貧乏神さま、幸子さんの御言葉の数々でした。
貧乏神に好かれる人、すなわち貧乏な人は、大きく分けると3種類;
①ドリーム貧乏、略してドリ貧。 この人達は大きな夢を持ってはいるものの、その夢に囚われるあまりお客さんが見えていない人。お客さんたちに望まれていないことを頑なに続けているので、『イタい人』なんて呼ばれることもありますね、フフフ… (109ページ終わりの方から抜粋)
「もしかして僕はこのタイプだってこと?」
と、本の主人公、西野勤太郎が言うのと、
「これって私のこと? イタいおばさん、とかさぁ…(>_<)
あーっ! 分かった! イケメン男子くんが私にこの本を手渡した理由!」って思ったのが、ほぼ同時だった!
取りあえず、残り2つのタイプの貧乏も見てみるとしよう!
②ガネーシャ貧乏 簡単にまとめると、目の前にある誘惑が我慢できず、ケーキがあれば食べてしまう、お金があれば使ってしまう、仕事でも大変そうなことは避けてしまう人のこと。
ちなみに、そうならない為には、「楽しみはあとに取っておく程大きくなる!」そんな経験をすると良いらしいよ。貯金しながら、たまったら買うものを想像して楽しくなるとか…ね。 私の場合、エレクトーン購入がそう。いつか手にした日を想像し、レンタルの後は一括払い。
ただ…ですね。仕事で大変なことは避けてしまう人… 若い頃は期待されれば、やる気も倍増。でも今は… (>_<) イタいおばさんと同じく自分にも当てはまる… Σ(゚д゚lll)ガーン
その後、しばし 考えるおばさん…う~ん…
最後に3つ目は…
③お駄賃貧乏
「もし、宿題をしたら、お手伝いをしたら、御小遣いをあげる」
もし、そういうタイプの親に育てられたら、それ以上のことはしない… 言われたことしかしない… まあ、そうでしょう。
『お金』=『何か嫌なことをする作業』
で、そこから脱するには、
『お金』=『楽しいことをする作業』
すなわち、人が喜ぶことをする! 接客業なんて、まさしくこれやん。🌸での日々は、上司、同僚、お客様に恵まれたこともあって、楽しかった! 立場が逆になれば、店員さんに 「ありがとうございます」っていう。顧客カードには必ず良い点、褒めるべき点を最初に書く! 改善点がもしあれば最後に。 この本、全体を通して、自分も実践出来ているなぁ~と思える点は、ここでした…。
最も共感したのは、次の台詞かもしれないな。
P152ページから、以下、抜粋
「あの人、きっとこれからも貧乏ですよ。だって あの人は気持ちよさそうに人を責めているじゃないですか~。人を責めたり批判したりする人って人が不幸になることを望んでいる人たちですから。そういう言葉を口にすればするほど、貧乏神はその人に近づいていきたくなるんです」
「言葉というのは、その人の最初の行動ですからね。私達貧乏神は人間を見る時、まず言葉に注目するのです」
西野勤太郎くんが
「なるほど…」
と、納得するのと、自分自身も心の中で、
「成程~ 私だって言葉に注目するなぁ! そしてネットに批判ばかり書いてる人には近づかない…その人のページは見ない。」
と思うのが同時だった。 ここでもやはり、「かつて自分も出来ていた、不幸や失敗は笑いに変えよう、これを今こそ実践すべき時ではないのか!?と思うに至った。過去の(報われなかった?)努力も失敗も不幸も現在の悶々とした日々も、すべてが人生の糧となり未来へ繋がる筈…だよね?
「10年後??
10年後だなんて、わたしゃ もう あの世だわ」
あんなこと言って、悪かったわ。
だから。
あなたも‼
わたしも‼
今、出来る事は、今、やっておこうよね。(^_-)-☆
貴重な本をタイムリーに勧めてくれて感謝です!