新ゆり絵画研究会(小玉精子先生)の作品展を現在開催中(12月9日~14日)ですが、
その準備中(8日)の光景を描いてみました。
コロナの影響で、私にとっては丁度2年ぶりの出展となりました。
出展者25名、会場全体もこの絵の約2.5倍の広さになり、
その内の一部を描かせて頂いたことになります。
実は拙ブログ、今回は自分が出展中のそれをアップする予定でしたが、
準備中の会場を見て、急にこの光景を描きたくなりました。
特に、自分などは専ら自分のことで精いっぱいですが、
会場全体のため、あるいは他人様のためにお手伝いされる方も多く、
そういう雰囲気のほんの一端でも描けたらなあ、と思い筆を進めました。
なお、それぞれの展示作品とその前の人物とは必ずしも一致するものではありません。
また人物の動きを出すため輪郭を敢えてぼかすとともに、
マスクなし、眼鏡なしで描かせて頂きました。
もう一つ、描きながら分かったこと・・・それは意外にも天井は暗い!
脚立に登っている人とそれを支えている人、絵を運んでいる人それを掛けている人、天井を拭いている人・・・皆さんの特徴(姿勢、顔の向き等)がとても良く描かれていると思います。
多分この後、壁の周辺を拭いたり、道具を片づけたり、床を拭いたりして軽くお茶会でもあるのでしょうね。
色合い構図を含め、皆さんの仲の良さ・協調感に溢れた絵だと思います。
たくさんの人のそれぞれの動き、特徴をつかむ描写は作者の過去の作品、浮世絵や感情文字など練習が生かされているのでしょう。
それぞれの人たちの頑張っている仕事ぶりを生き生きと描いた元気息づく楽しい雰囲気を感じました。