“待った”は無しだよ お羅漢さん

６．１７につづき、近くの浄慶寺というお寺にまします、お羅漢さんたちです。
今回は、将棋を指すお姿。

俗世と違い、禁じられているであろう将棋。
さらに、将棋の禁じ手　「待った」。
掟（おきて）破りが二つ重なっているところが面白い。

表情もまた味わい深く・・・。

待ったをする方の、困ったような、悔しいような顔。
待ったをさせた方の、ほれ、どうじゃと、ちょっぴり意地悪そうな、さりとて、それほどにはいやらしくはない顔。

その傍らで、われ関せずと、口を半ば開け気味に昼寝をしているお羅漢さん。
この姿がまた、なんとも・・・。
何を隠そう、毎夜、安（やす）焼酎を飲みながら、テレビをつけっぱなしで、
そのまま寝入ってしまう、恥ずかしながらの、私の自画像そのもの。

・・・てなことを家内に話しましたら、
「何をカン違いしていますか、あなたはこんなに上品じゃないわよ！ お腹を出・・・」と。　　

いずれ、その写真を撮ってもらい、あられもない自画像を描かねば。
でも、だれも見たくはないでしょうから、アップするのは・・・・。