古稀からの手習い 水彩ブログ

人生の第4コーナー、水彩画で楽しみたいと思います

見上げるクスノキ

2011-07-14 06:07:42 | 風景(全体)
小さい頃は、よく、この楠木(クスノキ)の下で遊び、これを見上げて育ちました。
ふるさと佐賀県の県木です。
やや大きめの楠木を、斜め上に見上げるアングルで描いてみました。
タコ踊りのような縦横自在の枝と、いくつもの、球状になった葉々の塊りが、
逞しく、上へ外へと拡がっているのが特徴でしょうか。
こういう内(下)からの立体感というか生命感をどう表現するか、ちょっと興味をひかれ、
一応チャレンジしてみましたが、大変に難しいテーマでした。
描くにあたり、何回か楠木の下に足を運びました。
深い懐に入っては安らぎや温もりを感じ、
樹木に手を当ててはパワーをもらいました。

そして仰ぎ見てはいつも、お前さんすごいなあー、と。

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2 コメント

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Unknown (mori)
2011-07-14 07:26:49
楠は佐賀県の県木なんですね。家の近くの公園とか、あちこちのマンションの敷地にも結構見かけます。最近までは淡い緑の何とも言えないみずみずしい感じが印象に残っています。絵はそれなりに大木になり張り巡らされた枝の感じが立体感を持って上手く描かれていると思います。空の青と葉の緑の相性も良いですね。
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Unknown (キンジ)
2011-07-14 18:26:35
「楠木」そうだね佐賀の県木だった。そういえばウチンにきにはどこでも見かけたが東京ではあまり見かけないね。樟脳、今でも防虫剤を作っているだろうか。 今回の震災で気がつくことですが昔の「生活習慣・しきたり・用具等々」どんどん消えて行きますね。 井戸もそうだしたき火もそうだ。 これが豊かになったという事だろうか。贅沢で、ひ弱になったに過ぎない。 楠の絵、葉はもっとどす黒く硬かったと思いますが。 そして春の新芽はほんの短時間で古い葉は落ちて世代交代して行くと・・・。 「なでしこジャパン」頑張れ、今日は眠たくウツラウツラの一日でした。
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