古稀からの手習い 水彩ブログ

人生の第4コーナー、水彩画で楽しみたいと思います

“らしい文字”(愛の字いろいろ)

2020-05-18 06:59:22 | らしい文字
久しぶりに“らしい文字”です。
多様な意味にあふれる『愛』の字、
そのほんの一端にチャレンジしてみました。

懐の大きい、ハート一杯の愛、
情念渦巻く愛、
座布団のように、どっしり暖かい愛、
愛しさ余って憎しみに、も男女の習いか、

3行目の金釘(かなくぎ)文字、拡大していただければ判りますが、
一応「愛」の字であります。
“右”二人のルンルン気分に対して、
“左”は失恋直後か、ふて腐れたような、拗ねたような・・・。

近頃はダンスはおろかウォーキングも二人では出来なくなりました。

本作作画中、家内から
「ところで、あなたはどの愛なの?」との質問。
ムムムッ・・・口を濁しましたが、右下隅あたりが本音かと。
でも、これを家内に言うのも・・・。

八十翁が何をやってる、とお笑いあれ。


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2 コメント

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Unknown (mori)
2020-05-18 07:14:58
一字一字に感心するやら、吹き出すやら・・・
一寸した角度、はね、丸み、直線、全般の形・・・と表現が多岐に渡り、こうも見事に字で心理表現を出来るのですから驚きです。
私のような単純な者は愛と聞くと、ワンパターンの絵柄しか思い浮かべないことが多いのですが、言われてみると、どんな言葉にもそれぞれ色々ありますよね。
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Unknown (サガミの介)
2020-05-18 08:24:40
コロナ禍の子供向けテレビ番組に和語と漢語という課題がありました。
孫との会話で大和言葉やひらがなの成り立ち、表意文字などの話題に進展しましたが、作者のこの「らしい文字」を見ながら「表意志文字」とか「表情文字」などもあるのかなと思い楽しませてもらいました。
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