古稀からの手習い 水彩ブログ

人生の第4コーナー、水彩画で楽しみたいと思います

はやぶさ君、子供たちに、誇りと夢とあきらめない心をありがとう

2010-06-14 07:19:04 | 人物
昨夜11時頃、「はやぶさ君」が、小惑星イトカワの探査などの任務を終え帰還しました。
単なる機械ではなく、はやぶさ君と、「君」付けで呼ばれるほどに、人格をもった存在でした。
月以外の天体に着陸した探査機が、地球へ帰還することが人類初だけでなく、
もし、イトカワ表面のサンプル採取に成功していれば、これも極めて貴重なものとのことです。

7年間、約60億キロという途方もない距離を、それこそ満身傷だらけになりながら、
数々のハードルを乗り越えての帰還でした。
最後の最後は、大事なデーターが入っているカプセルだけは切り離した後、
大気圏に突入し自らは消滅するという、壮大にしてロマンにあふれるプロジェクトでもありました。

これだけの国家的、歴史的事業にも拘わらず、この中継を、なぜかNHKはじめTV局ではやっていませんでした。
幸い、和歌山大学の宇宙教育研究所のWebの実況を、インターネットで見ることができました。
こういう本物のドラマを実況で見るのは、本当に興奮するものです。
大気圏に突入したはやぶさ君が、(パソコンの)画面上を、一瞬明るく照らし、
輝きながら移動したかと思うと、やがて画面から光が消滅。
任務終了の、その瞬間です。思わず涙したことでした。

今回の快挙で、我が国の科学技術力の高さを確認でき、誇らしく感じたことでした。
また我々日本人に、失いかけていた自信を与えてくれました。

そして、はやぶさ君には多くの子供のファンもいたようです。

今回の絵は、もともと、近くの小学校の子供たちが、元気いっぱい“グッバイ”と、ハイタッチしている様子を描いたものです。
でも、見方によっては、“やったぜ”と、はやぶさ君の帰還を喜んでくれているようにも見えます。
ということで、今日の一枚にさせていただきました。

はやぶさ君、子供たちに誇りと夢とあきらめない心を与えてくれて、ありがとう!






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2 コメント

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軽快な動き (mori)
2010-06-14 18:42:42
明るく軽快な動きのある絵だと思います。楽しそうなところを見ると次の遊びの約束でもしたのでしょう。文面のはやぶさ君はすごいですよね。今後を大いに期待しています。さて先回の私のコメント変換間違いがありました。すみませんでした。
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Unknown (キンジ)
2010-06-14 14:07:17
上手い、上手い。子供たちが動いております。今回は「水彩画」もですが 添付の文面がが冴えています・・・。 それに比べて「国会中継」のオソマツ 加えてサッカー場かとみまうばかりの「ヤジ」 品格の無さ。 では今夜のFIFAの勝利を祈って・・・。「梅雨」入り どんな 次回はどんな 雨が描かれるか 楽しみにしております。 
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