古稀からの手習い 水彩ブログ

人生の第4コーナー、水彩画で楽しみたいと思います

さまざまのこと思ひだす桜かな(芭蕉)

2016-03-28 06:32:28 | 書道

佐万ヽヽのことおも悲多春さくら可那(芭蕉)
さまざまのこと思ひだす桜かな

(高木厚人先生の教本を臨書   各文字の字形は本阿弥切(今練習中)から)
(半切ほぼ1/3大 画仙紙使用)

芭蕉がこの句を詠んだのは45歳の時、奥の細道の旅に出かける1年前とのことです。

毎年、家内と近くの桜並木を歩いています。

このごろは“あと何回見れるかねー”などの会話が多くなりました。

蕾よし、満開よし、花吹雪よし、そして花筏(いかだ)よし・・・。

桜には、人生そのものとダブる何かがあるのでしょう。

さあて、今晩は夜桜でも。

“さまざまのこと”を振りかえりつつ、愛でることといたしましょう。

できれば明日、絵としてアップします。

イカの姿焼の匂いに負けそう・・・。


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1 コメント

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Unknown (mori)
2016-03-28 07:12:20
暖かくなったと思ったらまた寒くなり、開花宣言があったものの、こちらは今もほとんどが蕾です。言われるとおり、蕾も子供に似てるというか可愛くこれからの希望を感じさせます。また以前のことを日にちではなく、自然の変化で思い出すことがありますね。作品は思い出が遠景と言った感じでしょうか。
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