古稀からの手習い 水彩ブログ

人生の第4コーナー、水彩画で楽しみたいと思います

子供会による“かかし・コンクール”

2012-09-17 06:29:29 | 風景(全体)
いま住んでいる川崎市麻生区では例年、“かかし・コンクール”が開かれています。
それぞれの地区子供会の手づくりによるもので、すでに40数回を数えるとのことです。
今年も10数体が展示され(9月11日現在)、どれもがカラフルで、発想が面白い力作揃いでした。
時代を反映して、AKB48(一番手前)、きゃりーぱみゅぱみゅ(手前から3番目)、
当地を“散歩”されたこともある、故人の地井さん(同5番目)、
福島の地を想う田舎のかかし(同8番目 小さくてスミマセン)、どらえもん(その向こう)などもありました。

ところで、かかしの効果。Wikiに次のような解説がありました。
農耕社会にあっては鳥獣の害には悪い霊があるとされ、かかしにはその悪霊から農作物を護ってくれる保護者の役割が期待されていたとのこと。
鳥たちを寄せ付けないという物理的な機能だけでなく、霊的な祈りをも、このかかしに託していたのでしょう。

そしてこの場所、実は拙ブログ“梅雨をよろこぶ”(本年6月25日付)と同じところ(谷戸 やと)です。
田植をした直後、雨を跳ねていた田圃には、稲穂が頭を垂れ始めていました。

コメント (3)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 霧のシラカンバ林(水彩紙に... | トップ | のたりのたりとした海の練習 »
最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (mori)
2012-09-17 06:46:00
思わず微笑みました。「梅雨をよろこぶ」から約3カ月で稲穂ですね。後一カ月もすれば刈り取り。それにしても最近の流行りから子供の関心事等々への幅広い好奇心と言うか知識欲と言うかは流石ですね。かかしコンクールを思いつき主催している地元の方々にも拍手です。
返信する
Unknown (キンジ)
2012-09-17 09:50:45
政局・中国の騒動をしばし忘れて 童心に帰りましたねー。 カカシ、時代が変わり害鳥・猪・熊等々賢くなって効果は疑問ですが 現在は「人間の心の遊び・余裕」として微笑ましいですね。 今週の題材選びが巧いですヨ。 
来週が又 楽しみです。 今日は「敬老の日」 千栗の「おかゆさん」 豊作に感謝しましょう。 
返信する
Unknown (サガミの介)
2012-09-17 20:38:07
本日「敬老の日」孫たちが来てにぎやかに過ごしました。
我が自治会でも子供会を発足させようとしていますが若い父母さんたちの協力を得るのは至難の業です。
麻生区谷戸に根付いた伝統の力が生み出す子供たちの文化なのでしょう、今どきのカラフルで楽しいイベントが色つき始めた稲と緑を背景に浮き出ています。
いつもながら癒されます。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

風景(全体)」カテゴリの最新記事