昨年末の教室(12.26 小玉精子先生)では自分もモチーフ担当の一人でした。
昨年夏、金属物の練習で柴崎春通先生のyoutubeを見ながら、我が家のヤカンを描きました。
今回はそのヤカンを教室に持ち込み、皆さんのモデルになってもらいました。
軽く10年以上はたつ古参のこととて、昨夏同様クレンザーで磨き上げたのですが、
教室でそのこと(磨いたこと)を話したら、“まだクスミがとれていないぞ”と。
色違いの二つの果物を、ヤカンとの距離を変えて置きました。
ともに球面同士、独特に変形した映り込みとなるようです。
敷物も二色のそれを添えましたが、これと教室の壁の色が映り込むとともに、
絵としてはバックになります。
また教室天井には照明灯が多く、光源を絞れませんでしたが、反面多くの光が映り込み、
この古い半球体、さながら万華鏡(ちょいとオーバーですが)の如くでした。
金属、織物、静物それぞれの特徴はどのように描いているのか・・・、おいしそうなリンゴとミカンの金属・ヤカンへの映りが見事だと思いました。
説明を読んでから「クスミ?」もある味のある「やかん」だと感じたものです。