健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

個性的な学部名

2011-06-08 08:32:27 | 日記
学部名称から「文学部」などの文字が消えつつあるようです。その代わりに、資格をイメージしやすい「看護」「教育」などの名称や、はやりのキーワードを取り入れた学部名称が増えています。こうした個性的な学部名は、大学全入時代に生き残りをかける大学側の意図ですね。でも、時代を反映した名称にしてしまうと、その時代が去った後によく分からない学部名称になてしまいがちです。平成21、22年度の新設学部の一部には、「メディアプロデュース学部」「社会安全学部」「サービス創造学部」などの学問として聞いたことのない名称がみられます(産経新聞)。従来の「文学部」「経済学部」などより細分化され、カタカナや、はやりのキーワードをつなげて横断的なイメージを持たせた名称が多くなっています。こうした変わった学部や名称の先駆けとなったのが、慶応大学が平成2年に湘南藤沢キャンパスに開設した総合政策学部と環境情報学部だそうです。翌年には当時の文部省の規制緩和で、文学士、理学士など29種に限定されていた「学士」の制限がなくなったことも学部新設の動きを加速させたそうで、現在では500種を超える学士があるそうです。その一方で、学部が増えて選択肢が広がり、悩む受験生も多いそうです。学問とは何でしょう。もう一度問い直してみる必要があるかもしれませんね。
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