健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

ツツガムシ病

2011-06-17 08:28:44 | 研究
ツツガムシ病をご存じでしょうか?ツツガムシ病は、ダニの一種であるツツガムシの幼虫に刺された後、5日から14日の潜伏期間を経て、高熱や発疹などの症状が出る感染症。重症化することもあり、2001年と2007年には死亡例もあるものです。ツツガムシは田畑や山林、河川敷などに生息しているそうでです。農作業や山菜採りで訪れる際に刺されて感染するらしいのです。そのツツガムシ病の患者が、山形県で例年以上に多発しているそうです(YOMIURI ONLINE)。山形県保健薬務課によると、今年初めてツツガムシ病が確認されたのは、5月9日で、それ以後、今月8日までに、村山地方で5人、最上地方で4人、置賜地方で6人の計15人の感染が確認されているそうです。また、感染者のほとんどが70歳代以上の高齢者で、重症者はいないそうです。初期症状が発熱や頭痛など風邪の症状に似ていることから、ツツガムシの生息地へ入って、5-14日後に発熱などがあった際は、早めに医療機関を受診すべきだそうです。
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