健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

魚で糖尿病のリスクが下がる!

2011-08-18 08:38:16 | 研究
男性の方に朗報ですね。魚介類を多く食べる男性は糖尿病になるリスクが低いことが明らかになったそうです(YOMIURI ONLINE)。岩手、東京、長野など10都府県在住の40~69歳の男女を対象に、1990年代半ばから5年間にわたり調査した結果で明らかになったそうです。この調査対象者の内971人(男性572人、女性399人)が糖尿病になったそうです。魚介類の摂取量によって4グループに分けたところ、男性の場合、最も多いグループ(1日あたり約172グラム)は、最も少ないグループ(同約37グラム)に比べて糖尿病になるリスクが約3割低かったそうです。また、アジやイワシなどの小・中型魚や、サケやサンマなど脂の多い魚を多く食べた方が糖尿病になりにくかったそうです。これは驚きですね。一方、女性では摂取量と病気との間に明確な関連はなかったそうです。女性の方は残念。そのメカニズムはというと、魚の脂に含まれる不飽和脂肪酸などが、血糖値を下げるインスリンの分泌を促すと考えられているようですが、果たして・・・・・。
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