健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

「検査異常なし」はめずらしい

2011-08-24 08:30:35 | 研究
健康への関心が高まる中、人間ドックを受診される方も多くなっていると思います。そうした中、驚きのニュースが先日報道されました(ASAHI.COM)。2010年に人間ドックを受けた308万人のうち、検査値に異常がない「健常者」は過去最低の8.4%にとどまると、日本人間ドック学会が発表したそうです。同学会が全国集計を始めた1984年は29.8%で、健常者の割合は年々減っているそうです。男女別では男性7.3%、女性10.2%。年代別では、39歳以下が17.7%、40歳代が9.9%、50歳代が5.6%、60歳以上が3.7%と、年齢が上がるにつれ健常者の割合が減っていたそうです。また地域別では、最低が九州・沖縄地方の5.7%、最高が中国・四国地方の13.3%。その他は北海道が7.6%、東北が9%、関東・甲信越が8.1%、東海・北陸が8.3%、近畿が7.8%だったそうです。不健康になったのでしょうか?それとも検査機器の発達によるものでしょうか?きっと、両方でしょうね。
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