健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

カラスの会話

2011-12-05 08:30:29 | 研究
ワタリガラスという欧州などにすむカラスが物を見せたり差し出したりする身ぶりを通じて、仲間の注意を引きつけていることが突き止められたそうです(YOMIURI ONLINE)。研究チームは2008~10年、オーストリア・北アルプスで、7組のワタリガラスを観察したそうです。ワタリガラスはくちばしにくわえた小枝や小石を突き出したり、傾けたりして、仲間に見せるしぐさをしたというのです。さらに、くわえたものを上下に動かし、差し出そうともした。こうした行動を受け、多くの場合で仲間は近寄ったり、一緒に物を扱ったりするなど友好的な反応を示したそうです。人間を含む霊長類が対話するために持つ能力の原型を鳥類も身につけていることを示す初の発見だそうです。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする