健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

健康長寿へ社会環境整備の必要性

2012-08-16 08:30:31 | 研究
来年度から10年間の次期「国民健康づくり運動プラン(健康日本21)」の自治体向け説明会が先日、厚生労働省で開かれたそうです(医療介護CBニュース)。生活習慣病対策として目標値が定められた喫煙率や1日の歩数は、社会的な要因に左右されることから、社会環境の整備を通じて、人々の習慣を変え、健康な社会をつくっていくことが、今回のプランのモチーフ(主題)だと。この10年間で成人喫煙率が大きく低下した要因として、受動喫煙対策が進んだり、たばこ税が引き上げられたりしたことを挙げ、たばこを吸いづらくなるような社会環境の整備が、禁煙に向かって人々を後押ししていったとの見方を示したそうです。また、1日当たりの歩数が多いのは、東京、埼玉、神奈川、大阪、兵庫など、公共の交通機関が発達している地域だと説明した上で、社会環境はわれわれの健康に大きく影響しているとの認識を示したそうです。となると、現在の日本の財政事情では・・・・・・。
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