健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

エアコンあるのに半数が使わず

2013-07-08 08:30:54 | 研究
先週の土曜日、気象庁は「関東甲信が梅雨明けしたとみられる」と発表しました。これから、熱い夏がやってくるのでしょうか。夏といえば熱中症ですが、気になる記事がありました。熱中症で救急搬送された高齢者のうち半数が、部屋にエアコンがあるのに使っていなかったことが、日本救急医学会の調査で分かったそうです(朝日新聞デジタル)。政府は7月から3カ月間、節電を求めていますが、調査の担当者は「エアコンをうまく活用して、暑さを乗り切って」と呼びかけているそうです。日本救急医学会が2012年7~9月に、全国103の救急医療施設に熱中症で救急搬送された2130人の症状などを調べたそうです。重症度や発症のきっかけなどを聞き取って集計したそうです。調査対象者が搬送された時期は7月下旬が最多。昨年は7月16日から26日にかけて本州、四国、九州が梅雨明けし、連日35度を超える猛暑日だったそうです。室内にいて搬送された患者について、エアコンの使用状況を「使用中」「(設置しているが)停止中」「設置なし」に分けて聞き取った結果、65歳以上は「停止中」が111人と53%を占めたそうです。40歳未満と40~64歳は「設置なし」が最も多かった。 エアコンは電力を多く消費する、エアコンの風は体に悪い、などなど特有の考えが背景にあるのかもしれません。
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