健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

パーキンソン病と一酸化窒素の関係

2013-07-23 08:30:04 | 研究
パーキンソン病は不要物質を分解するタンパク質パーキンの活性が低下することで神経細胞が不要物質により傷つけられ、発症するとされているそうです。以前より、一酸化窒素(NO)はがパーキンソン病に与える影響についての研究でもプラスとマイナスの両方が生じていたそうです。今回、NOがパーキンを修飾することにより活性化し、その結果として細胞機能障害を防いでいることを突き止めたそうです(QLife Pro)。さらに、細胞機能障害を増悪させる働きも持っていることが証明されたとも。NOの細胞保護に働く作用だけをおこす薬を開発できれば、新しいパーキンソン病治療薬になることが期待されるそうです。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする