健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

睡眠と心臓血管系病気のリスク

2013-07-12 08:30:37 | 研究
睡眠が心臓や血管の病気にどのくらい良いかということが報告されたそうです(QLife Pro)。睡眠時間が病気にかかるリスクや病気による死亡率を低下させることが分かったそうです。男性6672人、女性7967人の合計14639人を対象に調査したそうです。また、調査開始時の年齢は、20歳から65歳までだったそうです。この人たちのライフスタイルを12年にわたって追跡し、健康の5大要素がどのように働いているかを分析したそうです。十分な睡眠を取っている人と、睡眠障害、睡眠不足を抱える人たちを比べると、病気にかかるリスクが22%、心臓血管系の病気による死亡率が43%低くなることが分かったというのです。運動、食事、睡眠、節酒、禁煙という健康の5大要素を全て満たしたときでは、病気にかかるリスクが65%、病気で亡くなるリスクが83%低下するそうです。この数値を見ると、睡眠時間の及ぼす影響が強いことがわかります。
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